- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041304280
感想・レビュー・書評
-
金田一耕助シリーズ。横溝正史の同シリーズは血縁ドロドロ系と変態チックなエログロ系に大別されると思うんだけど、本作はエログロ系。正史の作品としては、いささか凡庸な出来と思います。あろ、子供には読ませられない作品だな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
百唇譜ってそういうものだったのね…!セクシーというか悪趣味というか。事件自体の印象はあまり強くない。
-
情事の写真をネタにゆする男。なんと言いますか三文小説の設定のようです。都会を舞台にした横溝は苦労したというような文章を読んだことがありますが、確かに苦労してたのかもしれません。
ほんのちょい役らしき人のヒントでトリックの一つが解けるものどうかと。 -
横溝さんの小説には奇妙な収集癖をもつ人物がしばしば登場します。百唇譜もそういう登場人物がありますが、これは異常さが際立つ作品。
-
刑事が多すぎて混乱した。
割とえげつない事がさらりと上品めな文章で書かれているので、「え…それって…」と文章の二度見状態になること幾たび。
一部唐突過ぎる箇所もありましたが、珍しく金田一が名探偵らしさを発揮していて面白かったです。 -
金田一耕助シリーズ
乗り捨てられた車の中から見つかった女の死体。女の夫のアリバイ。夫の会社のあるビルから盗まれた車。再び見つかった男の死体。被害者は殺された恐喝者の弟子。「悪魔の百唇譜」の秘密。
2009年10月25日再読 -
金田一耕助の面白さは謎解きではなく、意外さにあると思ってる。これは特に意外性が大きかったわけではないが。
-
長編のわりには短いのですが、登場人物が多く途中で混乱してしまいます。
金田一耕助シリーズの中では、犯人の付箋が早い段階からあり、意外にわかりやすいですが、いろいろ怪しい人びとが登場し、どの人も疑わしく思えてしまいます。
終わり方が好きでした。 -
金田一シリーズ。
漫画の金田一少年の下敷きになっているので、読みやすいですが、こちらのほうがおどろどろしくて、すきです