迷路荘の惨劇 金田一耕助ファイル 8 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304341

感想・レビュー・書評

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  • またドロドロの事件でしたね。それぞれに欲望や見栄や怨みつらみがあるから話がこんがらがる。今回も金田一さんお見事。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★☆☆☆ 2
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》66 C

  • おばあちゃんが強い!いいぞ!やばいやつは全員皆殺せ!とおばあちゃんの肩を持ちたくなります。
    迷路荘といってるわりに全然迷路じゃないのでそこが非常に残念でした。

  • 読み始めてすぐに まだ読んでもいない「黒猫亭事件 参照」とか「悪魔が来りて笛を吹く 参照」とか立て続けに注釈が出てきて、いっぺんに読む気が失せた。この人の作品は第一作から順番に読まなければならないのか?ああ面倒くさい… って事で頓挫。

  • 金田一シリーズにしては普通の事件。全員が何かを隠してるので、ギリギリまで分からなかった。
    最後の金田一の優しさが沁みる。

  • 昔読んだ本

  • トリックや登場人物の魅力は勿論のこと、舞台のレトロ感が好きでやめられない。館ものはやっぱり面白い。

  • かつて読んだものを再読。なかなか面白いよ。昔たくさんよんだなぁ、角川の黒背。

  • 明治の元老、種館種人が建てた迷路荘でかつて残虐な殺人事件が起きた。
    種人の息子一人が妻の加奈子と当時下宿していた尾形静馬の不貞を疑って二人を殺害しようとした。
    加奈子は殺されたが一人は静馬に反撃を受けて殺害された。片腕を切り落とされた静馬は裏山の洞窟に逃げてそれ以来消息が分からなくなった。彼が生きてるのか死んでいるのか誰にも分からなかったが、そんな静馬の影が現代になって現れた…

    迷路荘の隠し扉などの仕方を上手く使っていたのと種館家に恨みを持った静馬を思わせる変装した片腕の男が現れたり読書の想像を膨らませてくれる様々な要素があって面白かったです。

  • 読んだとは思うがほぼ覚えていなかった。何とも怖いが、面白かった。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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