甲賀忍法帖 (角川文庫 や 3-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 245
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356463

感想・レビュー・書評

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    まあまあおもしろかった

  • 映画化・まんが化で広く知られる山田風太郎“忍法帖シリーズ”記念碑的傑作。故中島らも氏もことあるごとに大絶賛。壮絶かつ凄絶、原作の文字のパワーはどんな媒体に変化しようとも決して超えられないだけの迫力あります。できれば、少年期・少女期に、どきどき、はらはら、もんもんしながら読んでいただきたい。“忍法”という言葉も、キャラクター一人一人が特殊能力を持つ設定も、忍法帖シリーズが生みの親との説があり、日本のまんが界に与えた影響力の大きさは計り知れません。

  • ニンジャ、ゲイシャ、サムライ、ハラキリ!!!(意味なし)

    映画SHINOBIの原作らしい。

    忍者の雰囲気を楽しみたい人向けかな?
    ただ、だいぶ人間離れした忍者が出てくるので
    リアルな時代小説を欲する人にはおすすめできない。

  • バジリスクからきました(・w・)
    漫画に描かれてないあんなことやこんなことはなかろうかと思い読み始めましたが、見事なまでに原作を漫画に再現されておりまして漫画読んでも小説読んでも大きな違いがないとかどういう

  • 伝綺、歴史、エロス、バイオレンス、グロテスク、ラブロマンス。
    全部ぶち込んでフープロにかけて30分寝かせたらこんな素晴らしい作品が出来上がりました。的な印象のある作品です。
    異能者対異能者という現代の漫画やそっち系小説ではありふれたテーマですけれど、こういうエンターテイメントを世にバーンと広めたのは山田風太郎の功績なのは間違いないかと。
    朧と弦之介の恋は切ないよなぁ……。

  • 地上初の『忍法帖』。他にもっとバランスのとれた作はありますが、「性質が違う忍者同士の対決」「死して屍拾う者ナシな忍者像」など基本は揃ってます。

  • らも先生のご推薦とあらば読まずにいられましょうか。
    というわけで時代小説など全く興味もヘチマもなかった小生が恐る恐る手にした1冊。

    忍者(なんじゃ)こりゃー!
    すいません。

    歴史という範疇を超越しております。
    忍者の奇想天外な技と技のぶつかり合い。著者の発想力がすばらしい。
    そしてちょっぴりエロい。表紙の女忍者の技は乳房の間から・・・。

    著者は、凄絶な死闘の場面も華麗な技のぶつかり合いというファンタスティックな視点から描いております。
    しかしラストはやっぱり悲しいな〜。

    余談ですが、アニメ(バジリスク)の方は凄絶な死闘という側面も強調されていて私には向かないなと感じました。映像もそれなりに良いですが、やっぱり原書の方が面白い!

  • 甲賀と伊賀
    敵同士と知りながら恋に堕ちた二人
    ついに両家の決闘は幕を開けた

  • ストーリーはシンプルだけど面白い。
    主人公の必殺技も超シンプル。
    ここまで単純づくめでこんなにも面白くさせちゃうのは凄い。
    恋愛小説としてもなかなか。

  • 映画版より、断然面白い。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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