母 (角川文庫 み 5-17)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041437179

感想・レビュー・書評

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  • 「東京タワー」と通ずるものがあります。小林多喜二の小説も読んでみようという気になる。

  • 泣ける!母の愛は偉大です。

  • 共産党員の息子が警察で拷問を受け帰らぬ人となります。政治のことなどわからない母親は、警察は正しいものだと信じてきたし、息子のことも心から信じていました。なぜ息子は殺されなければいけなかったのか。無学だった母親が文字を学んで書いた詩は…。

  • 作品としては良かったが、後書きの三浦綾子本人の言葉に三浦綾子が嫌いになった。
    「多喜二の母がクリスチャンだから乗り気でない取材をする気になった」とかって、すっごい失礼!!どちらも故人だけどワタシは許せない。
    星ふたつなのは多喜二の母への同情。

  • 「蟹工船」の作者小林多喜二の母セキの物語。感動感動の一冊です。私の母にも薦めました。(笑)

  • 母の愛、家族の愛、他人への愛情。お金か愛かと選択を迫られると、迷わず愛と叫びたくなるような気持ちになりました。尊い作品です。

  • かなり泣けた。母の愛。小林多喜二に対するイメージが大幅に変わった。

  • すてきです。本当にすてき。三浦綾子最高。

  • 母の誕生日の前日だったのでふらっと買ってみた。あったかい家族と、家族を愛した母のおはなし。戦争の悲惨さもリアルに描いてて社会派なかんじ。小林多喜二の生き様と彼の生きた時代が母セキの口を借りて描かれるのだけれど、はじめは読みにくかった語り体も慣れてからは当時の情景がありありと浮かんでくるようで、よかったです。

  • 多喜二も、その母も、ワシの目標です。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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