三毛猫ホームズの追跡 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1051
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497821

感想・レビュー・書評

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  • ドラマから入ったわけですが、展開が違う!なので新たにわくわくしながら読めました。ホームズとジョンの間に何があったのだ。そしてドラマと違って割と石津に好意的な晴美が可愛い。それにしてもドラマよりも生々しいというか、悲惨というか。こりゃ復讐を遂げさせたいとホームズが思った(?)のも無理ない。残酷な展開を緩和する叔母さんの存在が愉快。もしドラマに登場してたら義太郎より兄・ヒロシに見合い進めまくったんだろうな。ドラマ、第二弾やらないかな。

  • 三毛猫ホームズシリーズ二作目。
    石津刑事初登場。登場のしかたから面白い。
    晴美にもスポットが当たっているので、前作だとあまり分からなかった晴美の性格がよく分かる。

    ホームズの出番はちょっと少なめ。
    でも活躍する時はバッチリ活躍します。

    このシリーズ全てに言えることだけど、テンポがいいのですごく読みやすい。
    続きが気になって思わず一気読みしてしまう。

    なんだかんだ片山刑事もそこそこ冴えてると思う。
    もちろんホームズには遠く及ばないが。
    ワトソン役としては彼以上の人材はいないだろう。

  • 三毛猫ホームズシリーズ第2弾!!読みやすくて楽しかった!!

  • 2012/06/08

  •  三毛猫ホームズシリーズ第2弾。
    この本から石津刑事が登場し、レギュラーメンバーが出そろった感じ。
    石津さんのおかげでシリーズが明るくなったように思う。
    ホームズが推理を示唆する場面が少なかったのが残念。
     ちょっと見るだけ、のつもりが一気読みしてしまうのは、やはり読みやすいからか。ついつい引き込まれてしまう。

  • 今度は年上キャリアウーマンとラブ!(´▽`)

  • 3+

  • 三毛猫ホームズの主要人物 は、
    三毛猫 (雌なのにホームズという名前)
    片山晴美の兄の義太郎刑事
    主人公の一人,片山晴海
    片山刑事の同僚の石津刑事
    の1匹と3人が揃った記念碑的作品といわれている。
    少し長いので、旅行のときに持っていくと飽きないかも。

    教養講座を舞台に、殺人などが繰り広げられる。

  •  女性恐怖症の片山は、妹思いの刑事である。前回妹の晴美は、恋する相手を失ってしまい、新しい職場に変わった。ところが、その職場に不思議な人物が現れる。それは、死んだはずの女性だった……!
     そこから始まる連続殺人事件。三毛猫ホームズの名推理が冴え渡る。
    (感想)
     最初のほうの話っぽいんですが、描写が丁寧だな、という印象を受けました。足音ひとつで性格を連想するシーンとか、「焼き切れそうなヒーターほど赤くなった」なんて独特の比喩もあって、楽しかったです。昭和六十年代には、マクドナルドもまだまだ普及してなかったらしいという記事もあったりして、歴史を感じますね~。
     推理の方は、このシリーズの傾向らしく、やっぱりあっちですか、という感じでした(汗)

  • 三毛猫シリーズ2作目。

    石津刑事が出てきました。
    トリックと謎解きは1作目の方がおもしろかったかな。

    妹・晴美の方が刑事向きな気がする。
    火サスとかでやれそうな内容でした。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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