君はおりこうみんな知らないけど (角川文庫 き 9-30)
- KADOKAWA (1996年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041673300
感想・レビュー・書評
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あてどなくいわれのない不安に襲われて
たまらなくなることを想像してみる
それは底なし沼におちてゆくように
じわじわともやもやと胸をおしつぶすよう
あなたが
そんな気持ちになることがないよう
あなたを愛することで安心させよう
人は誰か
自分をすごく愛してくれる人が
いるということによって
不安から
すこし
救われるという気がする
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すごく印象的な作品。
わたしもすごく好きなひとには
ひっそり、そうしてあげたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
失恋?
ちょっと毒がある。 -
高校の時に読んで銀色さんが好きになったきっかけの本。
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ある人をやさしいとか冷たいとかいうのは誰かと比較してのことだろう。
その誰かは自分かもしれない。
だから僕は冷たいと思う人があまりいない。
自分が目立とうと思わなければ成功するだろう。
あの人がいつもいつも自分は被害者だというのは責任をとることを避けているからだ。
自分にもミスがあったのだと反省しないで回りのせいにばかりしている。 -
09/08/29
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たまに、鞄の中にしのばせて、
夜、バスに乗ったときにそっと開く。
その日によって、目にとまる詩が違う。
その日によって、すっと入る言葉も違う。
写真好きはなお嬉しい一冊。 -
この気持ちの名前を、知っているような気がする。
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やっぱり好き。銀色ワールド。
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優しい写真に、どきっとする言葉。癒されたり、戒められたり。
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タイトルに惹かれて買った。ような。この人の詩は、慰めてほしかったり励ましてほしかったりするのに、誰も傍にいない時に読むものだと思う。だから私にとって、必要としていない方がいいものなのだろう。