やがて今も忘れ去られる (角川文庫 き 9-62)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673607

感想・レビュー・書評

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  • 寂しい言葉と、寂しい写真が好きな詩集です。
    人を想うことは寂しい、と気付かせてくれます。
    期待しない、夢を見ない。

  • 2006年刊行。僕の読んだ2冊目の銀色夏生詩集。
    素敵な写真と、タイトルの付いた詩と、つかない言葉たち。
    それぞれが切なく心に響いてきてとても良かった。

  • 銀色夏生さんは、母が若い頃から好きで、 母の本棚にたくさん詩集があった。小学生の頃から、わからないなりにわかろうとして、仕事で忙しい母に少しでも振り向いて欲しくて、手にとっては読んで、この詩が好きとか、あの詩がいいとか言ってみたりして。
    常に母の人生の隣にあったこの詩集を、今は私が集めています。子の人生というのは本当に母親に影響されるようで。

  • 職場が変わって、不安でいっぱいのときに読んだ本。

  • 読み終わりました!

    良かった。。
    写真も詩も素敵でした(〃ノωノ)


    銀色夏生さんの詩集を読み続けていると。。

    だんだん会いたくなってしまう…(苦笑)

  • だれかを想うその胸に やさしくひびく写真詩集
    私たちは進みます あなたの愛を背にうけて ふりかえらずに進みます あなたに愛を返すため- 人生は限りなく続く荒野か 希望あふれる海原か だれかを想うその胸にやさしくひびく写真詩集

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    こちらも、理由あって再読。懐かしいね。

  • 自分を励ますような詩がたくさん盛り込まれている作品。
    結局過去未来を気にしたって、しょうがないよね。

    表題の「やがて今も忘れ去られる」は、
    目の前のことにとらわれすぎていると感じたら、
    頭でぼんやり思い出しております・・・

  • なかなか分かりづらい詩もあるけど、時々なかなかいいのもあった

  • なんとなく歌詞みたいな詩が多い。最初のほうの「夜の砂浜に」という詩と、最後のほうの秋桜の写真が好き。

  • 苦しみがないと楽しさには触れられない。痛みがわからないと本当の喜びも掴めない。どんな苦しみもどんな痛みもどんな時もやがて忘れ去られてゆく。それは希望でもある。

    (20120603)

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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