- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041762165
感想・レビュー・書評
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そんな印象に残らない本。
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こういうアプローチがあってもいいんじゃないの? と界隈に問いかけたくはある。
評価色:黄 -
星新一のSSからブラックな作を抜くとこんな本。
「何の印象もない女」は綺麗。この本の中では一番好き。 -
エッセイから入るとこの文章の原田宗典に違和感を覚える人は多いと思うのです。
でもとりあえずナインストーリーズだけでも読んでほしい。
氏がいう小説は祈りという意味が分かる気がします。 -
ユーモアが溢れています。たまにパっと開いてぶわはははh
と笑える本だと思います。 -
僕は一点の疑いもなく僕だ。生まれてから今日まで、そしてこの先も死ぬまでずっと僕は僕だ。僕は僕以外の何者でもない。
これはこの世で唯一証明する必要のない真実だ。
貴方にも覚えがあるはずです。誰もいないのに、背後に遠くからの視線を感じるとき。過去の自分が貴方を見つめているのかもしれませんよ。 -
なんて印象的なんだろう。。
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記念すべきブックブログの一冊目はこの短編小説です。ウーロンに借りた、ウーロン推薦の本。
一冊目にふさわしい面白い本やった。短い物語(というか詩)がぎっしり詰まっていて、飽きなかったしもっかい読んでみたくなった。印象としては、バンプオブチキンの詞の世界から前向きさや一生懸命さを弱くして、ややヒネリをきかせてシュール色を強くした感じかな。
特に面白かったのが、「九つの物語」「何の印象もない女」「なんでも屋の恋」。
「九つの物語」は九つの物語が、テラーが変化しながらどんどん連鎖して色んな物語が広がるもの。あらゆる生物の一生にドラマがあるのだ。 「何の印象もない女」はねぇ、簡単に言えば何の印象もない女が恋をして印象的な女になるって話。女の最高の化粧は恋だ、っていうのは誰のコトバだったっけな〜。
「何でも屋の恋」は特にお気に入り☆叶わぬ恋に生きた何でも屋の悲しいお話。でもこんな女いるよ〜、と思います。(何でも屋は男ね、悲しい役回りはいつも男の方です)
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短編集。
タイトルの『何の印象もない女』がすごくすき。