- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041880067
感想・レビュー・書評
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ある意味夢オチ的展開にがっかり。もはやホラーですらない。
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リングの続編三作目。気づいたら何故かSFになっていて、しかも感動超大作になっている謎なシリーズ。
ホラーを望んで購入された方は確実にだまされた気分になるのでご注意を。
でも良作です。 -
大学生になるまでは読書が好きではなかったのだけど、高校生の時に唯一ハマって読んだのが、「リング」「らせん」「ループ」という三部作。呪いのビデオを見たら一週間後に貞子に呪い殺される、というのが「リング」だけど、「らせん」になるとそれが呪いではなくウイルスになり、「ループ」ではコンピュータの仮想世界になってしまう。同じものなのにジャンルを飛び越えて新しい作品にしてしまうところがすごい。特に「ループ」が衝撃的でした。
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旧カバーデザイン
[初版(第1刷)]平成12年9月10日 -
ホラー小説はあまり好きではないので、『リング』『らせん』は今だに読んでいない。たまたまもらったこの『ループ』はなんの予備知識もないまま読み始めた。むむむ…こ、これはおもしろい。時空と空間が幾重にも重なり合い、頭の柔軟体操にもなったような。この前に読んだのが『重力ピエロ』。遺伝子ネタ、流行なの?
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ホラーからSFへといった印象
ループの世界というのは個人的に好きな発想で面白く読めた。
ただ、まあ角川ホラー文庫でだすのはちょっと違うなと思う(笑)
比べたら怒られそうだけど、グレッグ・イーガンのディアスポラを読んだとき、ちょこっとこの本が頭に浮かんだ。 -
「リング」「らせん」の完結編。
スケールの大きさには驚いてしまったものの
「言いたいことはわかる」が「興味の持てる話」じゃなかったかな…。
ネット上の書評を読むと「この作品を単独で読むべき」や「前作を読まないと面白さが半減」と
意見が2分しているのが印象深い。前2作品を読めば印象が変わるのかしら。 -
これはお勧め!!只のホラー小説かと思いきや、予想を遥かに超えておったまげた!!これは大好きだ〜。
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「リング」「らせん」の小説派の人は読むべし!映画派の人にはおススメしません。私は小説派なのですが(というか、もともとホラー映画はすっごい苦手で、夢に出るのでほとんど見ることはないのですが、リングは映画化などになる前に読んでしまっていたので・・・)小説派には「そうだったのね〜〜〜!!」という感じ。私も結構常日頃思うようなことが書かれていたので、面白かったです!ホラー要素はあまりないので、それを求めるとちょっと・・・かもしれません。
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これでも、角川ホラー文庫なんだぜ、嘘みたいだろ。<BR>
作者は誰もが子供の頃に夢想した世界の真実とリングらせんを、包括的に解決しようとしたんじゃないだろうか?
ただ、リングの完成度から考えると少々蛇足気味。