- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041913024
感想・レビュー・書評
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作り込まれてるな〜。良かった。
有栖川有栖の作品は間違いないなぁ。日テレで『火村英生の推理』ってドラマやるけど、どうだろ。楽しみ〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
“海のある奈良”という言葉が詩的でとても素敵だなぁ、という印象が強く残っていましたが、元々そう呼ばれる地があるのでしたね。
10年以上前なので全然覚えていなかった(笑)
“海のある奈良”という通り名の地はおそらく知っている人も多いのでしょうが、その重要なワードには別の意味も隠されていて……
土地にまつわる伝説や、幻の推理小説の原案と絡めて非常に凝ったトリック。
そして今回も複雑な人間模様と小出しになる火村の過去。
どこかのあとがきで有栖川さんは「火村の過去をつまびらかにする必要はない」とおっしゃっていましたが、やはり知りたい。
せめてアリスにだけでも打ち明けられる日が来てほしい。重い荷物を降ろせる日が来てほしい。
と、願わずにはいられないですね。
ただ、過去からの解放は探偵をする意義から解放される時でもあるので、アリスと荷物を半分こするに留めてほしい気もするのですが(笑) -
タイトルが好き。
「海のある奈良」という言葉は初めて知りましたが
小浜に行ってみたくなりました。
トリックはうーん、微妙?
ラストは切なく、お話しとしては好きでした。 -
2015.11.12
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(リリース:由圭子さん)
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ヴェニスでもパリでもナイルでもなくて
奈良だそうで。
「ダリの繭」「朱色の研究」と合わせて
旅情ミステリ3部作、なのかなあ。
うーん。
確かに「エクソシスト」は怖かったなあ。
でも今見ると、そうでもないんだろうなあ。 -
いつまでも、若くいられるのは羨ましい。
けど、歳相応って大事かも。 -
火村アリスシリーズ。
なんとなく今一つピンとこなかった。トリックの大半が「海のある奈良」がどこなのかってことに集約されちゃうので若干の冗長さがあったというか。その地方の地域の話というか情報みたいなものが多くて「2時間ものの旅情ミステリか」と言いたくもなったり。
そもそもアリスが事件の捜査に介入していくくだりもどうも不自然なような。被害者の言い残した言葉から新作の内容を・・・とか「盗作する気か?」と周りに思われてもおかしくないんじゃないのだろうか?ついでに加害者として疑われてもおかしくないような行動にも思えた。 -
誰のセリフかわかりにくかった。