黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979020

感想・レビュー・書評

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  • ガチで怖すぎて、夜中に絶対読まない方がいいです。後半の畳み掛けがエグいです。

  • こっっっっわ!!!
    7割くらいまでは比較的地味な展開だが
    クライマックスは怒涛の展開!

  • ホラー小説自体を初めて読みました。
    とにかく怖い 視覚的な怖さが無いのにも関わらず、文章から想像した頭の中にあるそのシーンを消したくなる。
    犯人は常軌を逸していて人間じゃない 行動がまるで暴徒化したロボットのようだ。 

  • 心臓をコソコソとこそばされるような怖さ。
    初期の作品やから、新世界よりと比べたらおぞましさはないねんけど、それでも怖さは十分ある。
    読みながらも、『どうなっていくねん。なにが起こってるねん』という気持ちで手が止まらない。
    ほんまこの人の小説は面白い。
    人間の持つ狂気、自分の周囲で何かが起きる不安、そして最後は1番怖いのは単に刃物を持った人間という様々な恐怖を魅せてくれる。


  • 触らぬ神に祟りなし、逃げろ!!笑笑
    ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
    幽霊も怖いけどやっぱりヒトのほうが怖ぇぇと
    思った(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    あらすじ

    若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。

    ふぅ〜中々ハードな、物語でした。
    ストーリーはめちゃおもしろい!!
    故に読み入ってしまい
    ほぼイッ見していました。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
    ただ…ガチガチのヒトコワ系は初めてなもので
    めちゃくちゃ怖かったです(´・_・`)
    この物語にでてくる。サイコパスの人が
    本性を、現した瞬間から鳥肌がとまらない。
    いちいち言動がこえぇーよっ!!
    幽霊ならまだ、現実味がないけどね。人だとね!
    現実味があるから余計に怖くなってしまった
    しかも実写化もされてサイコパス役の想像しやすかった。
    自分的にはサイコパスの人の小言がね!笑笑笑笑
    まーじ鳥肌だった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    疲れました。いい意味でね!笑笑˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚
    黒い家!めちゃくちゃおもしろいです!
    機会があれば是非ぜひ!読んで見てください!
    そう言えばまだ実写映画の方は見ていないので
    見てみたくなったのでポチりまぁぁーす!!

    最後に一言 なんか…死亡保険査定員の方
    なんか…本当に大変ですね。ご苦労様です!!

    ありがとうございます\\\\٩( 'ω' )و ////

  • 前半を読んだときには予想打にしなかった結末。
    まず犯人そっちなの!?という驚き。

    犯行内容は少し非現実的ではあるが、人間の心の闇が周囲に及ぼす影響を描いていて他人事ではないと感じた。
    幼少期の親との関係がそのまま成長後の人間関係になるというのは現実でも実感しているが、そこを抜け出して理想の人間関係を作れる自分に近づくのが成長ということなのだろう。
    物語の最後では恵が毒親と決別する決心をしていて応援したくなった。

    そんな直感の推理が当たるのかと思う部分はあったが、少しずつ少しずつ主人公に魔の手が差し掛かっていく展開がハラハラドキドキだった。

  • この物語は怖い・・・!本当に怖く、終盤になるにつれて、続きが気になり、ページをめくる指が止まらなくなります。
    本でここまで怖いと思ったのははじめて!何が怖いかというと表現のしかたが怖い・・・。思わず想像してしまいさらに怖く・・・。

    映画も上映されている作品ですが、個人的には本の方が怖かった・・・(T_T)
    そんな1冊でした^^

  • 久々にいつも読んでいるものと違うものを読みたいと思い手に取った。幽霊や呪いのようなものは一切登場しない正真正銘のホラー作品。途中で主人公の行動に苛立ったり、20年以上前の作品とはいえ、自閉症の意味が異なったもので使われているのが気になったが(文字通り心を開かない、他者との交流を持ちたがらない意味で使われている)楽しく、ひやひやしながらよめた。

  • やはりホラー小説の中でも、人間がいちばん怖いという事を知らしめられた作品です。
    とにかく怖い!! 何も悪だと思わずに心がない状態で殺しにくる言わばサイコパスほど怖いものは無いです笑
    エレベーターシーンは読んでるだけでゾクゾクしました…。笑

    貴志祐介さんが元保険会社務めだったのもあって、保険関連の事がだいぶ詳しく書かれていて、色々勉強にもなりました

  • そもそも、本のタイトル、表紙の色合いからして、怖いでしょ!怖い話なんでしょ!
    っていうのがヒシヒシと伝わってきますよね・・・
    オバケなのか殺人なのかがわからないけど、何しか怖いんでしょ!
    貴志祐介さんなでしょ!って感じですよね。

    小説って、けっこう想像力掻き立てられて怖いんですよね。
    特に、文字・文章による描写だと、自分の想像力で怖さ倍増します。
    「独特の匂い」「その女性の異様さ」でも普段は正常であるところとか、「形相」とかが、、
    心理面も意図的に語られながら場面が進むので、臨場感ありました。

    怖・面白い小説です。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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