狐火の家 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.26
  • (75)
  • (284)
  • (557)
  • (120)
  • (19)
本棚登録 : 3712
感想 : 297
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 連作ミステリ。後半に行くにつれ、タッチの軽い物語になっていったような。貴志祐介らしく感じたのは最初の2作、狐火の家と黒い牙。

    特に、黒い牙のトリックは気持ち悪さが流石と言わざるを得ない(笑)

  • 防犯探偵シリーズ2作目。短編4作。
    どれも面白かったですが、後味はあまりよくないかなぁ。特に「黒い牙」は衝撃。そこまでするかと。表題作は最後が恐ろしい。いろんな意味で。
    あと合間合間に入る純子のツッコミが何気に楽しかった。

  • 著者買い。読んで気付いたのがシリーズ第二弾だったということ…。しかしながら短編集なので楽しめた。3,4話になるとだんだん密室に飽きてきた自分がいた。後半の話は意外とコメディタッチなのが多く新たな著者の一面を知れた。

  • 連続して貴志さんの本を読んだからか、なかなか話に入り込めなかった。

  • 1作目の「硝子のハンマー」が
    面白かった。
    ちょっと短編集だったので、
    えっと思ったが、やはり面白い。
    よくこれだけのトリックが
    考えれるな。

  •  防犯探偵シリーズ第2弾にあたる4編収録の中短編集。
     前作「硝子のハンマー」は600ページほどの重厚感ある推理小説だったが、本作は表題作の「狐火の家」が最も長く約110ページほど。それだけ軽快に話は進むが、前作ほど複雑な仕掛けはない。登場人物のやり取りや勘違いも所々に出てきており、ユーモアたっぷりに描かれているので、読んでいても飽きることはない。
     一見密室殺人に見えるが、必ず穴はあるもの。どこが穴なのか、登場人物の言動に着目しながら推理していくのも面白い。

  • シリーズ二作目。短編集。
    昔ドラマで見た話でもあるので、さくっと読めた。

  • 母から借りた本

    防犯コンサルタントとは名ばかり?の泥棒?榎本と美人弁護士青砥コンビが密室トリックに挑む防犯探偵シリーズ第2弾
    数年前に嵐の大野君主演でドラマ化されてますね
    ドラマの方は好きだったんだけど原作はうーん…いまいち入り込めなかったなぁ
    特に『黒い牙』はんなバカな!?と言いたくなるようなトリックだった
    『硝子のハンマー』が良かっただけにちょっと残念
    面白くないこともないんだけど…という中途半端感が残ってしまった

    大野君、元気かなぁ

  • 前作よりわかりやすかった。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×