ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784042955061

感想・レビュー・書評

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  • 今更ながら、ダ・ヴィンチ・コードを読む。
    かなりおもしろくて、一気読み。
    「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と最初に書いてあるけれど、どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが事実でないのかが、わからず、そういう意味ではもやもやした。
    ちらっと調べたところ、かなりな論争が繰り広げられた模様。
    日本人でほぼ無宗教な私は、なるほど、面白い解釈だなーと思って読むことができたけれど、実名をつかっている分、様々なところに迷惑がかかったのだろうな・・・
    オプス・デイとか散々な描かれ方だけど、実在する宗教団体のようだし・・・
    キリストが妻帯していて、妻がマグダラのマリアだとか、新約聖書の内容は意図的に編集されてるとか、敬虔なキリスト教信者が読んだら、発狂しそう。
    正直なところ、私自身は、宗教とか歴史について、後世の捏造がからむのは当たり前だし、日本の記紀にしたって、神仏習合や神仏分離にしろ、かなーりいい加減な部分はあるもんだとは思っているんで、「キリストが人間?それって当たり前ちゃうんですか?」とか思ってしまって、大げさに騒ぎ立てることでもないんちゃうんという気もします。が、「人間は猿から進化したんじゃなくて、神が創造したんだ」と真剣に信じておられるキリスト教徒の方が少なくないことを考えると、このような陰謀も大げさすぎないのかもしれません。
    秘密結社とか、絵空事みたいな気がしますが、フリーメイソンは実在するんですよね・・・こわっ
    映画を見てみたいなー。
    そして「天使と悪魔」も読みたい。
    いろいろ時間が足らんわー。

  • あまりミステリーは読みませんが、
    昔ハマってその日に読破。内容が中々面白かった。犯人も思った通り。

  • ブームだった頃に何故か途中まで読んで放置していたのをまた読み返した。

    最後までドキドキしながら読み終える事が出来た。面白かった。

    聖杯伝説、オプス・デイ、シオン修道会…よくここまで緻密に調べ上げたなぁと。さらにそれを小説にするのは容易い事ではない。

    日本人には心からは理解出来ないのかもしれないけど宗教に対する崇高な志を感じた気がする。

  • これ書いた人頭良すぎる・・・

  • 面白かったけど、長かった。そして、
    ダヴィンチ、キリスト教、秘密結社、ルーブル美術館、キーワードが私の心をくすぐる題材。本当かどうかは知らないけれど、とても面白かった。
    暗号の謎解きも、導師の正体も面白かった。
    ルーブルに行ったのに、逆さピラミッドを見てこなかったのが悔やまれる。
    ただ残念だったのが、導師がリーだったとわかってからがあっという間すぎた。シラスとアリンガローサ司教、銀行員のヴェルネ、レミーの行動理由や感情も描いてくれたらもっとよかったかな。

  • フランス旅行行く前に読んだ。
    旅行先で物語に登場する景色が実際に数多くあって感動。
    旅行から帰ってもう一度読んで、また感動。

  • フランスに行く前に、ルーヴル美術館に行く前に、ぜひ読んでほしい作品。・・・って、私はルーヴル美術館に行ったことないけれど。

    象徴学者であるラングドンが活躍するキリスト教絡みのサスペンス。

    映画のほうがドキドキ感があるかもしれない。
    本のほうがウンチクがいっぱいだと思う。

  • 今時分ダ・ヴィンチ・コードかいな、と言うところですが。BOOKOFFでダ・ヴィンチ・コードの真実などという本を見つけ買ってみようかと思ったところ元々も本を読んでいないと気づいて、上下巻とお目当ての真実を購入。上巻を読んだところで中巻があることに気がつきました(^^ゞ

    「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて真実に基づいている」という大上段な前書きで始まるのだが、どこまでが真実であるかは、本命の真実を読んでからのお楽しみ。

    原作はまだであるが映画は見た。内容はほとんど覚えていないが、おそらくやはりこの手の話は小説の方がおもしろい。もちろん美術品、建築物については映画の方が画像で見るので解りよいのだが、文書だの秘密儀式などはやはり文章で確認したいところである。

    すべて真実と言いながら「ダ・ヴィンチ・コードの真実」を読むまでもなく突っ込みどころ満載の話ではあるし、真犯人もまあ登場人物が少ないのでおおよそは想像が付くわけだが、自分の興味がある分野がテーマと言うこともあるが、ともかくおもしろい。読み始めたら最後止まらんぞという感じである。

    ネタになっている話がおもしろいし、それを使ってうまく話を構成しているものである。やはりアメリカの作家はエンターテナーであるものだ。謎解きも比較的単純だが次から次とたたみかけてくるので飽きがこない。

    おかげで中巻は楽天で購入してしまったのである。

  • これがきっかけで有名になったけど、実はラングドンシリーズの2作目っていう。
    私もこっちを先に読んだ。
    秘密結社とか、暗号とか、謎とかわくわくするような要素がたくさんでおもしろい。
    イギリス・フランス行きたいなー!!

  • 信仰心や探究心からそこまでするかっ!?ってほど、無宗教無信仰の私には理解しがたいことも多々・・・

    それでも物語としてはなかなか面白かったです。
    絵画や音楽、あらゆる芸術作品に数々のメッセージが込められているんだってのも新たな発見で、象徴学とかにもちょっと興味がわきました。

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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