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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043522101
感想・レビュー・書評
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キャラと設定が好きだ。
牧野さんの作品としては少し物足りなさを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の死に潜る、ネクロダイバー。
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人はみな蟲を持っている。<br>
人が死ぬと蟲はその人の物語を記す。それが蟲文。<br>
その蟲文を唯一読むことのできる存在。それがネクロダイバー。<br>
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ネクロダイバーとなった物部聖は人びとの死に潜り、負の感情を浄化していく。<br>
しかしそれを邪魔する死神が現れ……。<br>
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主人公の物部聖は表紙と違って能天気な感じ。表紙の彼をイメージして読むと最初面食らう。<br>
もともとネット連載のせいか1行ごとに改行がしてあって、そのせいかページ数の割には内容が薄いな、と感じる部分もあった。<br>最後の話で改行の数ががくっと減るのでこれが加筆分かな。最後の話が一番面白かった。 -
理不尽な死を迎えなければならなかった主人公、そしてまた、同じく理不尽な死を受け入れられずに暴走する死者たちの記録を消し去るネクロダイバーとして人の死へと潜り込む主人公。世の中は理不尽な死で溢れている。救われることなく消し去られてしまうという不条理はあるが、今の世の中を反映していると思った。