ネクロダイバー: 潜死能力者 (角川ホラー文庫 66-10)

著者 :
  • 角川書店
3.32
  • (7)
  • (9)
  • (24)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 120
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043522101

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • キャラと設定が好きだ。
    牧野さんの作品としては少し物足りなさを感じた。

  • 人の死に潜る、ネクロダイバー。

  • 人はみな蟲を持っている。<br>
    人が死ぬと蟲はその人の物語を記す。それが蟲文。<br>
    その蟲文を唯一読むことのできる存在。それがネクロダイバー。<br>
    <br>
    ネクロダイバーとなった物部聖は人びとの死に潜り、負の感情を浄化していく。<br>
    しかしそれを邪魔する死神が現れ……。<br>
    <br>
    <br>
    主人公の物部聖は表紙と違って能天気な感じ。表紙の彼をイメージして読むと最初面食らう。<br>
    もともとネット連載のせいか1行ごとに改行がしてあって、そのせいかページ数の割には内容が薄いな、と感じる部分もあった。<br>最後の話で改行の数ががくっと減るのでこれが加筆分かな。最後の話が一番面白かった。

  • 理不尽な死を迎えなければならなかった主人公、そしてまた、同じく理不尽な死を受け入れられずに暴走する死者たちの記録を消し去るネクロダイバーとして人の死へと潜り込む主人公。世の中は理不尽な死で溢れている。救われることなく消し去られてしまうという不条理はあるが、今の世の中を反映していると思った。

全14件中 11 - 14件を表示

著者プロフィール

&apos;58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、&apos;79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。&apos;92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』『貞子』ほかノベライズも多数手がける。

「2022年 『貞子DX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧野修の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×