- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043541010
感想・レビュー・書評
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貫井さんにしては救いのある結末だったと思う。
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あんまり面白くなかったな。意外性はあったけどただの父親があんなふうに解決できるかなー。こういう本を読むといつも思うのだけれど、子供の気持ちは大人になったらわからないから作りすぎといったら作りすぎなかんじをうけた。いずれにせよ、リゾート地で読む本ではなかったな。。
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2003年5月読了
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2006年☆読
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意外な展開。中学生の連続自殺。父親が真相を追うが・・・
成績と性と薬物と、自殺の陰に他殺。 -
うちが読んだ貫井さん二作目の本!前に読んだ『慟哭』みたいなモノがくるかなーって思えば、意外にアッサリな話で残念に思った。同じ中学校の同じ学年の友人たちが次々と自殺していくなんて、なんかホラーみたいですよね。確かに自殺は増えてますけど・・。いったいどんな裏があるのかと思えば、リアリティに欠ける理由で拍子抜け。いくら多感なお年頃でも、ちょっと厳しいです・・!!でも、「子供の論理」っていうのは確実に存在します。年をとると、なんでそんなもんでそこまで悩むのかって思えるものでも、当時はすっごい深刻なことで、んでもって暗黙のルールもある。その点や、父親が真相に迫っていく展開は面白かったけど、ちょっと前には中学生だった当時のうちには、とんでもない本でした。
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自殺以外の方法は無かったんだろうかと思うけど、14歳の中学生にしたらそれが一番の解決方法だったのかな。重い。
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続けて自殺する子供。残された家族。子供だった大人には“子供”の考えが分からなくなってしまうものなんでしょうか。
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071206
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思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンションから飛び降り、自殺を遂げた。動機を見出せなかった父親の青木は、真相を追うべく、同級生たちに話を聞き始めるが…。"子供の論理"を身にまとい、決して本心を明かさない子供たち。そして、さらに同級生が一人、また一人とビルから身を投げた。「14歳」という年代特有の不可解な少年の世界と心理をあぶり出し、衝撃の真相へと読者を導く、気鋭による力作長編ミステリー。