バッテリー (6) (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
3.76
  • (533)
  • (453)
  • (845)
  • (49)
  • (14)
本棚登録 : 5349
感想 : 371
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043721061

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 六巻を前にして、
    読みたい、ああでも読みたくない、
    読みたい、やだ終わっちゃう、別れたくない、

    こんなに夢中になったシリーズは
    初めて?久しぶり?
    巧と豪が大好きすぎて。

    最終巻なんて切なすぎる。
    なんとかして続編書いてほしい。

    巧がまたまた丸くなっていた。
    豪に気持ちを伝えなきゃと頑張るシーン、
    木登りのシーン、好きだ。

    海音寺の、バッテリー陽動というか
    豪に打たせようとする、あのシーン、
    巧が恐れるというのも、あれも良かった。

    こんな心情を描けるというのもすごいよね。


    やっぱり、青春っていいなぁ。
    夢中になれるものがあるって、いいなぁ。
    私には何もなかったから、本当に憧れる
    (あ、本作に夢中ってさっき書いた笑)

    息子に読ませたい本を見つけるという気持ちで読み始めた本作だったが、私の方が大ハマりで、彼に読ませるには一体いつが適齢なのやら。
    6年生?中学生?むしろ大人?!

    息子も夢中になれるものが見つかるといいなぁ。

  • 熱い!面白くて、6冊を1週間で読んでしまった!
    野球少年たちの心の成長と友情を描く物語です。
    オススメ!

  • 最終巻。強豪校である横手二中との再試合まで。
    野球をモチーフにしているので、すぐに高校生になって甲子園での活躍を描くシリーズだと勝手に思っていたので、良い意味で凄く裏切られた。
    それぞれの少年たちが自分の性格にあった成長を野球を通してしていく物語だった。

  • 人生の中でも特別なシリーズです

  • 仙台市図書館でバッテリーは児童文学に分類されていました。
    あさのあつこという名前をよく目にするので、たまたま選んだ本がバッテリーで、児童文学に分類されていることも後から分かったことで、知っていれば選ばなかったかもしれません。その分類が良いかどうかはわかりませんが、6巻一気に読んでしまいました。バッテリーⅥの最終章になり、もう終わりかと残念な気持ちになりました。最後の結果は予想していた内容でしたが、仕方がないかなと納得しました。
    主人公の巧のような中学生がいるかはわかりませんが、登場人物のそれぞれの個性に魅力を感じます。あさのあつこ作品の事はまたよく知らないのですが、バッテリー続編が出されているなら読みたいと思いますし、他の作品も読んでみたいと思います。

  • ついに終わってしまったか…という感じです。巧は豪とのまた新しい関係を築いていけるんじゃないでしょうか。個人的に最初の卒業式のシーンが好きです。
    ラストはハッキリしませんが、その後が読める『ライト・イニング』があるのでまぁいいです。

  • 終わりの方で気づいたけど、
    甲子園じゃない野球小説ってめずらしい。

    まだ県大会にすら出てない、それでも、本気の野球。

    さすがあさのさんだと思いました!

    全体を通して、みんなが主人公だって言えるようなお話でした。

    特に印象深かったのは、
    すぐ近くに天才がいる「幼なじみ」の気持ち、痛み。

    こんな気持ちをリアルに描けるのはあさのさんくらいじゃないかな。

    続きが気になる!
    でも終わってほしくない!
    そんな想いが通じたのか、個人的にすごく好きなラストでした

    (2010.3.17)

  • 最終章の残りページの少なさに焦りを感じつつハラハラしながら読了しました。最後の数ページにわたっての巧や豪や門脇さんの思いが綴られたところは読み終わったあと4回くらい読み返しました。なにげに巧も成長しとる……!と最後のほう読み返し3回目にして気付き、読み終わったあとふとあの人のあの行動はあんな意味が……!と気づくたびにふわーって叫びたくなりました。面白かった!

  • この爽快感。
    原田と門脇よ勝負がどうなったかを知るよしもない。でも、これが本の良いところ。好きなように解釈できる。

  • ・野球の、ピッチャーの細かな描写が瑞々しい。
    ・中学1年生の少年たちが、若くて、もやもやしていて、いろんなものを抱えていて、これまた、瑞々しい。
    ・終わり方に、いろんな希望を感じました。
    ・岡山弁がビューレホー!
     →よって、中学1年生の息子にすすめました。
        42才・岡山出身のサラリーマン

    • aya4shouzuさん
      ・野球の、ピッチャーの細かな描写が瑞々しい。
      ・中学1年生の少年たちが、若くて、もやもやしていて、いろんなものを抱えていて、これまた、瑞々...
      ・野球の、ピッチャーの細かな描写が瑞々しい。
      ・中学1年生の少年たちが、若くて、もやもやしていて、いろんなものを抱えていて、これまた、瑞々しい。
      ・岡山弁がビューレホー!
      よって、中学1年生の息子にすすめました。
      42才・岡山出身のサラリーマン
      2015/06/24

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×