リズム (角川文庫 も 16-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043791064

感想・レビュー・書評

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  • 初めての森絵都。
    分かりやすく清々しい文体。
    共感できる学生時代の風景と、ちょっと背伸びしたい思春期の心理。
    その背伸びの先にぼんやり見える「憧れ」への想い。
    上手だなぁ…。他の作品も読んでみたくなる。

  • ―――中学1年生のさゆきは、小さい頃から近所に住んでいるいとこの真ちゃんが大好きだった。
    ある日、さゆきは真ちゃんの両親が離婚するかもしれないという話を聞き……。
    講談社児童文学新人賞を受賞した、幻デビュー作!


    かすみからの借りもん

    ものすごく軽く読める
    1時間かからずに読了できてしまった

    移りゆく環境の中でもしっかりと「自分」を保っていきたい

  • ゴールドフィッシュと2冊一気読み。

  • 中学生の未熟な恋のおはなし。
    シンプルできれいな文章で、あっという間に読み終えちゃう。
    でも、大人になっちゃうとあんまり読みごたえがないかも。

  • 森絵都さんのデビュー作。子どもの頃の仲間が大人になっていくにつれてみんなバラバラになっていく。今まで当たり前にあったものが崩れなくなっていく。それを受け止め成長していく中学生の主人公。表現が優しくあっという間に読めた作品。

  • 森絵都さん8作品目。デビュー作。

    姉妹と兄弟で親戚同士。
    家族同様の付き合いをしてきた4人。
    昔のようには戻れない刹那さと
    可能性を信じて突き進む希望が交錯する。

  • 中1女子の気持ちっつーのは、こんな感じなんすかね??なんて考えていたら、20年前の作品だったことにびっくり!

  • 一人一人のペースを、つまりリズムを大切に。

  • 私はお姉ちゃんのように、川に行くと決めたら川に行かないと気がすまない性格なので、主人公がすごく羨ましい。こんな風に素直に自由に前向きに生きてこれたら。中学生の頃に読みたかった。
    でもそういう憧れるような自由な人でも、私の分からない悩みもあるのだな。誰でも当然同じくらい悩みも辛いことも考えることもある。でもでも、それなら自分に素直に自由に生きた方が絶対いいに決まってる、と思ってまた凹む。
    結局いちばん共感するのはお姉ちゃんで、すごくせつなくてすごくつまんない普通。

  • 中学生の初恋と成長のお話。キュンキュン♡

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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