心霊探偵八雲7 魂の行方 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887118

感想・レビュー・書評

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  • 八雲のルーツが明かされる。人の心は、受け止めかた次第で、明るくも暗くもなる。黙って寄り添ってくれる仲間がいることと、いなかったことでも、その違いがあるのだろう。

  • 不器用ながらも微笑ましい後藤夫婦と奈緒の家族。晴香を見守る両親。死んでもなお息子のことを案じ続ける凜。様々な親子の形が描かれ、それを軸としてストーリーが展開される。

  • あまり物語の起伏がなかったかな…と。八雲のルーツについての1冊。

  • 読み続けてる小説の新刊(文庫)
    待ってたよ~
    そのせいか「そんなことあったっけ?」
    「だれだっけ?」となかなか進みませんでしたWWW
    早く続きが読みたい

  • なぜかはわからないが、前巻まで楽しく読めてたのに、今巻はなにか違う・・・「何が」をはっきり言えないのがもどかしいけど。

    お話は確かに面白く、八雲のお父さんの過去が明らかになるというかなりのクライマックス。

    が、なに?なに?なにが違うんだろ~
    まず晴香がここまでなんとか耐えてきたが、どうにもうっとうしい・・・スマン(笑)
    思い入れが強いのはいいが、度々イラっとさせられる。
    話の流れも「え、また・・・?さっきも同じようなことが」とか思ってしまったり、七瀬雪美もくどいような・・・これでもしまた出てきたら・・・。

    うーん。最初の奈緒ちゃんあたりではいきなりジーンとしてたのにな。
    でも読み続けます(笑)

  • 単行本のときは冗長で読みにくいと思ったんだけど、
    文庫化されるにあたってスッキリした。

    なるほど確かに親子の話。
    陰惨な事件に挟まれた、奈緒ちゃんのお誕生日がぐっとくる。

  • 八雲が人間味増してきました。
    懐かしいキャラが出てきたり石井が成長してたりで、テンポも良いのですがだんだん「人」のストーリーになってきた感があります。
    勿論暗い感情はあるのですが、闇の向こうの光に近付いてきた感じが、読了後すっきりです。

  • 両目の紅い男の意外な過去に驚いた!

  • シリーズの最新版。

    今回は親子愛がテーマかな。

    そろそろ佳境に入るとか。

    気楽に読めるシリーズ本。

  • 読み出したら早い早い!あっという間に読みきってしまいました。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-788.html

  • 親子…から祖母。
    そうかー、そうきたかー。
    親の心子知らず。
    そんな事をしてもらう為に命をかけて守ったわけではなかろうに。

  • 相変わらずの高校生の学芸紙レベルの作品。
    取り敢えず恋愛要素があれば良し、と思って読んでたけど、
    さすがにワンパターンというか、グダグダ感は否めない。
    ストーリー展開も、謎ですらわかり切った事実を大げさに表現してるだけで、サムイ。
    クライマックスに続くらしいけど、早く終わればいいのになー。

  • 八雲新刊読み終わりました!!
    6巻で一心さんが亡くなってからだいぶ私の心は沈んでいるんだけど
    でも登場人物たちはなんとか持ちこたえてるし
    何だかんだで八雲の生い立ちとかも明らかになってきているなぁ。と。
    クライマックスは近そうだなぁ。
    まだまだ読み続けたいシリーズではあるけども!
    とりあえず七瀬深雪は相変わらず怖すぎる。

  • 今回も最後まで一気読み。
    前回から八雲と晴香の関係がすごくしっとりしていた。
    それにしても赤い目の男にまつわる事件がこんなにもあるなんて。
    今回も親子また人のつながりについていろいろと考えさせられた。

  • 久しぶりだ。久しぶりすぎて前の話を覚えていないw
    ま、今回は1巻完結なので問題ない。

    いよいよラストが近づいてきた感があるなぁ。
    つか、単行本の方に追いついてきたぞ!?
    あっちも8巻で終了って訳じゃないよね?
    さぁいよいよ尻に火が付いてまいりましたw

    で、今回はついに親父の秘密が明らかになった。読んでいて、中盤から後半はちょい涙が。
    石井くんの成長にも涙がw

  • 晴香が教育実習した際に知り合った真人が再登場。
    以前の事件後、長野の伯父夫婦のところで暮らし始め、
    学校にも仲の良い友だちができ楽しく暮らしていた。
    しかし、そんな彼の友達が神隠しにあい失踪してしまう。

    真人から連絡を受けた晴香と八雲は後藤を巻き込んで
    現地に赴き、鬼の伝説と対峙するすることになるのだが…

    一方ひとり取り残された格好の石井刑事は、護送中に
    脱走した七瀬美雪を追うことに。その最中に意外なものを
    見つけてしまう羽目に。

    関係ないものと思われていたふたつの事件はやがて交錯し、
    八雲の出自もさらに明らかになっていく。


    あとがきで著者本人が書いていますが、今作は親子の物語。
    それもいろんなかたちの。
    幽霊や事件。扱うものは凄惨なものもあったりするのだが
    やはり神永さんの描く物語は本質的に優しい。好きだなー。

  • ワンパターンで面白くない……

  • 2011年10月28日読了。
    友だちが、神隠しにあった一。
    晴香のもとに助けを求める電話をかけてきたのは晴香が以前、教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。
    それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。
    一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美雪を乗せていたという。
    八雲の出自の一部が明らかになるシリーズの第7作目。
    相変わらずというべきか……人間の本質を描いていて、心霊物という枠だけにおさめるのはもったいないと思います。
    あとがきを見る限り、自作がラストかな?楽しみでもありますが、ちょっと淋しい気もします。

  • シリーズ7作目。

    テンポよく進むので、さっくり読める。話の内容もそれなりに面白い。
    親子とはここまで深いつながりを持つことができるのだろうか。私には無理そうだと思った。
    現実と創作がうまくマッチしているという印象。

    7作目にしてヒロイン晴香の短慮っぷりにイライラした。ここまでの作品には感じなかったのになぜだろうか。

  • さらっと一度目一気に読み終わった。繰り返される同じような描写がくどい。

  • 『新展開』とかなんとかあるから一生懸命読もうとしたけど、途中挫折………orz
    現在母上が飛ばし読みなさってます

    そういえば、こんなツルツルした紙でしたっけ?
    違う作品も一緒に買ったからなのかどうにも紙が気になる
    読み難いー!!!

    11/1追記
    新展開は新展開か…
    私としては好きなお父様が大変小さいキャラになったので随分なショックなんですが…
    いや、勝手にコンダクターとつなぎ合わせてたこっちが悪いんだけどなんていうか…ここにきて親はないだろう?親は!!!

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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