タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 5055
感想 : 678
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944545

感想・レビュー・書評

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  • 相手の話を聴くってのはコミュニケーションの基本やと思うけど、常に自身にとっての100%で応えられるとは限らないよなぁと。相槌うってても、自分が話したいことや考え事、目の前のテレビとかに気を取られたりして、一瞬前の話の内容すら思い出せないことはしばしば。。
    話を聴く姿勢が愛かなと感じた。…違うかな?


  • ツリーを中心とした複合商業施設ならではの人間模様と色んな形で揺れ動く心模様が上手に描けている。

    小さな幸せも気付かないと手のひらからポロっと落ちてしまうけど、ちゃんと気付いて向き合う勇気を持てばきっと心強い味方とかけがえのない幸せに繋がってくれる、そんな風に思わせてくれる作品でした。

  • 小さな幸せ

  •  人の心の機微がうまくすくいとれてる。
    だけど4編くらいで飽きてきたかな…恋愛だけフォーカスしてるからかも。おっと恋愛小説のお薦めだった

  • 小さな幸せを大切にしたい

  • デパート”タイニータイニーハッピー”が舞台。狭い世界の中で、人間関係に悩みながらも生きてる登場人物たちに寄り添いながら読めた。今いる場所で頑張ろう、って思わせてくれた本。

  • タイニータイニーハッピーな短編集で、結局タイニータイニーハッピーな話だとネタバレされてる…という感じで読みました。
    文章はわかりやすくて頭使わなくても読めます。
    それぞれのキャラクターも良くわかって、楽しめました。
    こんな小さな世界で悩んで笑って日々生活営んでいる人たちもそりゃいるよなぁと思うのと、そういう生活をのぞけたようで面白かったです。

  • タイトルの通り、小さな幸せがたくさん詰まっていました。
    ちょっとだけ特別な何気ない日々が、ショッピングセンターの雰囲気と合っていたと思います。

    登場人物の呼び名が色々あって、ちょっと混乱しますが、そこまで嫌な人物も出てこず、どれもハッピーな結末なので安心して読めました。

  • タイニー・タイニー・ハッピーというショッピングセンターでで働く人と、関係者を主人公にしたショートストーリー。
    しょうじき登場人物が多くて、前半に出てきた人物が、最後のほうに出てきたり混乱した。で、8割読んで読了

  • ブクログで恋愛小説として紹介されていたので、読んでみた!

    なぜか埼玉県の越谷にあるレイクタウンを想像しながら読んでしまったw
    登場人物がなんだかみんな可愛い。最初「なんだこの人は」ともやっとする人がいても、よくよく読んでみるとその人なりの葛藤がある。。
    続きも気になってスイスイ読めた。

    憧れの友達のようになりたいと思ったり、自分に自信を持ちきれなかったりする笑子に自分を重ねて読んでいた。
    誰かに影響されやすいことを、「強い」と言ってくれるのは、新たな視点だな!となんか嬉しかった^^。
    自分を持つって言うのも強さだけど、変化できるって言うのも強さなのか。

    自分にしてくれないこと・相手にしてほしいことばかり考えてしまうけど、
    相手が何を思ってるか・何をしたいかを考えるのって大事だなとこの本を読んで思った。
    とはいえ、アドバイスが欲しいわけじゃなくて聞いて欲しいだけだったとかはめっちゃ共感する。

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著者プロフィール

1979年生まれ、愛知県出身。2005年 『はるがいったら』 で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。11年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』(祥伝社文庫) 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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