東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」
- KADOKAWA/中経出版 (2014年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046009319
感想・レビュー・書評
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対談形式の本。人工知能がどのように未来を変えていくのかが書かれており、面白かった。投資に人工知能がどのように関わってくるのか?などは興味深く再読した。
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人工知能で何ができるか基本を振り返りたい人におすすめ。
【概要】
●人工知能に対する疑問や不安をどう解消していくか
●人工知能と人間の本質的な違いは何か
●人工知能は何が人間を超えて、何が超えられないのか
【感想】
●2014年の本であるため、技術的な内容は既知の点が多い。
●当時、どのような問題認識があったか、わかりやすく各CHAPTERに「ISSUE」としてまとめられている。
●今になっても問題認識の解決策は、それほど進んでいないことがよくわかった。 -
松尾先生との対談を書いた話
松尾先生は大体同じことを言っているので、他の本を読んだことあれば新しい情報はないかも。
人工知能にどんなデータが使えるか、どんな方法でルールを作るか、どんな応用ができるか
人間は少ないデータからパターンを見つける、ある空間から近さを見出す
人間に仕事そのものが必要なくなる、分担がうまく進む -
いい本だった。頭のいい人が人工知能について語り尽くす。人工知能には関係がないが、思考を深めていく必要があると感じた。
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「人工知能ってよく聞くけど、実際何ができるの?」を知る最初の一歩に最適だと思います。
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この分野を勉強する必要があり、感触として読んだのだけれど、知識に広がりは得られたが深みは得られず。インターネットとかで、AIとは大体こんな感じかな、という知識を持っている人なら、あまり新たな気付きはないかな。
AIって何??の初体験は私にとっては、ドラクエ4。味方キャラが、作戦に合わせて自ら行動を考え出すと。画期的にも思えたが、じゃあ敵キャラは違うの??その時から、AIがよく分からないままだった。
感覚的には、キャラクターのコマンドパターンを環境に合わせて最適に処理するだけのプログラムをAIと言っていて、そのパターン数と環境数が多ければ、より最適化されるという事。しかし、これは知能と呼ぶのだろうか。最近では、これを自己育成していく方向性やビッグデータとの連結が考えられている。ただ、どうしても、AIに心が備わっていない限り、ただのスーパーコンピュータの域を超えない。しかし、人間がコンピュータに求めるのが完璧性である限り、好き嫌いや得意不得意を生むような感情は植えつけられない。感情パターンを擬似的にインプットする事は出来るが、結局、パターン処理の凄いヤツだ。
だからこそ、AIが人間に反逆を、なんて言うのは映画の中だけの世界だと思っている。それなのに、本著では、AIは怖くないのか?みたいなテーマが何ページ分か割かれる。うーむ、やっぱりAIがよく分からない。
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人口知能研究者の松尾豊氏、最近メディアや本などに多数出演執筆されている。AIvs人間を語っているが、とっても人間味よりのお考えの持ち主で面白い方。AIが進化する社会の中で、AI社会を批判するでもなく、より人間とは?人は何をすべきか?という点に注釈されてとても共感できます。今後のご活躍を期待します。