男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方 (中経の文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046013484

感想・レビュー・書評

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  • 0〜6歳まで年齢別に男の子の育てていきたい心について書いてあります。
    誕生日を迎えた時に、次の年齢のページを参考程度に読むようにしている本です。
    「来年こんな姿になっていて欲しい」と何とな〜く見通しをもちながら子育てができたり、日々の声かけのヒントをもらえたりするかなと思います。

  • ・女の子と比べない、ゆっくり成長する
     (12歳までに追いつく)

    ・出来るだけ禁止せずやらせる、失敗して経験
     させる、失敗しないと学べない
    ・やる気の芽を削ぐとはじめから諦めるようになる
    ・2,4,5歳はすごく手がかかる(初反抗期、自立心の
     芽生え、我儘強まる)けど母の頑張りどころ
    ・学ぶ力、社会を生き抜く力を身に付けさせよう
     ・学ぶ力:0-2歳で育つ好奇心、やる気、集中力
      が基になる
     ・生き抜く力:3-6歳で育つ自立心、我慢、
      思いやり、自信が基になる

    ・子育ての7つのステップ
     0歳:楽しい体験をすることで好奇心育つ
     五感を刺激しよう(抱っこ,話しかけ,表情豊かに
     接する,自然の匂いを嗅がせる,色のハッキリした
     おもちゃ)→後に好奇心として現れる
     1歳:できたという体験をすることでやる気が育つ
     強制するとすぐやる気が削がれる(ちょっとした
     成長を認める、駄目を言い過ぎない、危ない痛い
     を伝える、遊び方を観察、夢中な時は見守る)
     2歳:分かったという体験をすることで集中力が育つ
     気が散りがち(自然で自由に遊ばせる、興味のある
     ことをやらせる、一人遊びは見守る、寂しい
     悔しいを教える、手伝って助けてを教える、
     走る転がらせる運動をする)
     3歳:やってみたいという体験をすることで
     自立心が育つ
     本来自立好き、責任の取り方を教える(自分でやる
     と言ったらやらせる、喧嘩の解決で交渉力を
     学ばせる、失敗したら後始末を教える、自己処理
     させて責任感育てる、言葉を繰り返す、心を
     傷つける叱りはNG)
     4歳:頑張るという体験をすることで我慢する心が
     育つ
     特に意識して教える必要アリ(話し合ってルールを
     作成、ルールを守らせる、破ったら静かに諭す、
     やり遂げるまで見ててあげると言う、要求はまず
     いいよと言う、因果関係を会話の中で教える)
     5歳:ありがとうと言い合える体験をすることで
     思いやりが育つ
     人の助言や指摘苦手、人の痛みを知る必要アリ
     (苦労経験により他者への労りが生まれる、悔しい
     体験をさせる、乱暴な子はごっこ遊びさせる、
     心からありがとうごめんなさいを言う、大人も
     間違いを認める)
     6歳:やり抜いたと思える体験をすることで自信
     が育つ
     挑戦するの得意(貴方は誰かに愛されてる?と
     聞く、出来ることを信じてあげる、あなたは駄目と
     決して言わない、父が関心を示す言葉をかける、
     迷ったらとにかく抱き締める)


    ほぼ第4章終了までオーディブル済。
    何歳になっても根幹は同じで、やって失敗して学んでもらう。センシティブなので強い言葉はかけず、やる気を削がないよう極力見守る。"ダメ"は言わない。
    性差を意識した文が多いのが少し気になった。。

  • 幼児期の子育てについて、年齢別に身に着けるべき素養に絞って書いてあり分かりやすい。

  • 耳読で。すごく真新しいことが書かれるわけではないけど、子どもとの関わりで大事なことを振り返ることができると思う。ただ随所に性別役割意識が父母の対しても子供に対しても表れていて、これはどこまで科学的なのかわからないし、男の子だからといしきあしなくてもm大事なことも多い。

  • 1歳前後くらいの頃に読んだが、ちょっとまだ先かな~と思って流し読みしてしまった。少しずつ、意思疎通ができるようになってきてから特に重宝しそう。

  • もう遅いが...今からでも間に合うか?

  • こういう子育てのナレッジって、常に意識はしているけど忘れてしまうので、たまに振り返り用に読むのはありかもしれない。男の子にはいろいろな経験をさせてるみろという事ですね。

  • ハイハイ必要論とベビーサインに関しては
    反論している研究者も多いので、
    全てを鵜呑みにするのは危険な気もする。

  • ・学ぶ力→好奇心、やる気、集中力
    ・社会を生き抜く力→自立心、我慢、思いやり、自信

    3歳は自分で何かやりたがるが、ちゃんとやらせて好奇心と自立心を育む。失敗させてその後始末までやらせる、ちゃんといいよといって我慢させる

    また歳ごとに読み返す!

  • 「一生を決める」というタイトルは親心の弱みに漬け込んで、不安や焦りを煽ってる感じがして正直好きではないけど、中身はそうでもなかった。絶対こうするべき!という論調でも、理論やアドバイスを押し付けてくるという感じでもなく、あくまでも生物としての男の子の特徴や傾向を踏まえた上で、年齢別にどんなことを心がけると良いかが易しい文章で書かれている。育児の合間に読んでも1日〜2日で読めるのがありがたかった。因果関係がはっきりしていて理解しやすいので、夫もかなり乗り気で読んでいた。
    それでも年齢別に書かれると、その年齢を過ぎてしまっている時に内心焦るというデメリットはあるけど、どんなことに気をつければ成長過程に適したサポートができるのか、子どもの反応に対してどういう気構えでいれば無駄に苛立たずに済むのか、そういった年齢ごとの作戦を伝授してもらってる感じで、私には参考になると思う部分がたくさんあった

著者プロフィール

幼児教育者。一般社団法人日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。20年にわたり、講演・作家業をメインに多動症・不登校の克服、giftedと呼ばれる子ども達の心のケアなど育児・教育の専門家として約2万人の親子と関わる。『男の子の一生を決める0~6歳までの育て方』(KADOKAWA刊)ほか著書多数。『3ぷんでねむくなるえほん』(発行:東京ニュース通信社 発売:講談社)では、監修を担当。

「2022年 『ぼくのトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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