百花宮のお掃除係 5 (フロース コミック)

著者 : shoyu 黒辺あゆみ

• KADOKAWA (2023年6月16日発売)

作品紹介・あらすじ

看護師だった前世の記憶をもったまま中華風の異世界に転生した雨妹。期待に胸を膨らませて辿り着いた先では、お掃除係で大奮闘!?　後宮のトラブルも呪いも人間関係も、医療チートで全部解決しちゃいます!!

感想・レビュー・書評

[manapさんの感想 · 2024年3月29日]

太子宮から様子見に来た秀玲さんがとても頼もしい。リビンさんのお母さんだったのは驚きだけど。おまけに皇帝陛下がまたまた参上。公主のお母様は友仁皇子のお母様とは真逆で禄でもなかったので、容赦なく子供だけ取り上げられてても仕方ないなと言う感じ。
後半は宴の話。リビン様に簪を送ってもらったり、ちょっと髪を結って小綺麗にしたりと雨妹も娘らしい顔を見せたと思ったけど、ちょっと危なげな皇子の登場で雲行きが怪しく。
面と向かってはお互いに親子だとは言えないし認められないけど、それでも皇帝が雨妹の名前の由来をちゃんと考えていたり、お母様を忍ぶ墓が密かに造られていたりと、親子の情が感じられて良かった。

著者プロフィール

ライトノベルやコミックなどで活躍するイラストレーター。『婚約破棄された公爵令嬢、のんびり牧場経営で成り上がり?』（ベリーズファンタジー）、『百花宮のお掃除係』（FLOSコミック）を担当。

「2022年 『死に戻り令嬢の仮初め結婚　～二度目の人生は生真面目将軍と星獣もふもふ～』 で使われていた紹介文から引用しています。」