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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047034723
作品紹介・あらすじ
明治から第二次世界大戦までの日本の戦争を、国家主体の戦争論ではなく、"郷土"がどのようなかたちで戦争にかかわってきたのかという新たな視点で考察。市井の人々は戦死者に対しどんな感情を抱き、"郷土"とのかかわりのなかでどう「聖戦」に組み込まれていったか。戦争を生きのびた者は、"郷土"というつながりのなかで、どう過去の戦死者たちと向き合ったか。各地に残された慰霊碑、記念誌などを軸に検証する。
感想・レビュー・書評
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本書は、慰問文や行政文書、手紙等をふんだんに扱い、郷土をフィルターとして戦争を考察しています。
民衆社会・郷土が担っていた仕組みがうっすら見え、『戦死やあわれ』の「ふるさとの風」の意味が理解出来た。
「絶大なる愛情のひびきを聞」かせてこなかった故郷、今に至るも聞かせられなかったの何故か?
歴史を辿ることがないよう願いたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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