- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047261273
感想・レビュー・書評
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ローマの人のお風呂と日本のお風呂着眼点が面白い
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最終巻まで読破した上での感想だが、やはり初期の基本1話完結型の短編が一番良かったのではないかと思う。後半になり、漫画としての粗さ、設定の強引さなど、作者の力量不足と思われるものが目に付いた。
もとは1~2巻で終わらせるものだったのが、予想以上の反響を産み、書籍が売れに売れ、映画化も大ヒットした。やはりそれだけあって、古代ローマ人が日本の銭湯にタイムスリップするという設定は興味を引いたしとても面白かった。
それだけに、全体を通して見ると、微妙な評価になってしまうのが残念だが、全6巻と大ヒット作としては短く纏まったので、気軽に読む漫画としてはいいかもしれない。 -
ローマ人の力の源は浴場にあり!あふー!秘境の温泉に行きたくなる。
平たい顔族の文明おそるべし!ローマのストリジル(垢すり)なるもの使ってみたいな。ルシウスもっと悩んでくれ。 -
「テルマエ・ロマエ1」5
著者 ヤマザキマリ
出版 エンターブレイン
p36より引用
“どんな小さな規模の古代ローマ遺跡にも欠かすことなく現れる
浴場跡地を見ていると、ローマ人にとっての公衆浴場は一昔前の
日本人の銭湯に果てしなく近いものだったという確信が湧いてき
ます。”
古代ローマの浴場建築技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
に扱った一冊。
ある日失業した主人公の浴場建設技師ルシウス、気分転換に友
人と訪れた公衆浴場の底で見つけた穴に…。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
一昔前の日本でも、銭湯が一般的だったのはかなり都市に住む方
の話なのではないでしょうか?最近はスーパー銭湯があちこちに出
来ているので、私のような田舎住まいでも銭湯を楽しむことが出
来ますが、作中で出てくる公衆浴場のようにしょっちゅう通える
価格ではないように思います。まあそのへんも含めて、スーパー
なのだろうとは思います。
日本と古代ローマを結びつける共通点が、お風呂という、私に
とって大変斬新だった一冊です。
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温泉おもしろい!
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お風呂について、ここまで面白く描けるものなのかとただただ驚きながら家族そろって読んでいる。
古代ローマといい、お風呂といい、私の好きなものばかり。 -
着想が突飛で面白かった。
ローマ帝国の歴史勉強にもなる。 -
阿部さん主演で実写映画化された話題の本作。
正直、映画化で話題にならなければ
手に取ることもなかっただろうと思う表紙をしています。
ですが、決して侮ることなかれ。
このマンガは解説としてローマの文化的背景に触れつつ、
短編的にストーリーが進行していくので読みやすい上に勉強にもなります。
そして何より、テルマエは最初から最後まで全て面白いんです!
決して露骨に笑いを取ろうとしている分けではなく、主人公の言動に自然な形で笑いが練りこまれていて、これが読んでいてついつい笑ってしまいます。
読み終えるとなんとも言えない満足感があって、とてもオススメの作品です! -
風呂でここまで話が広がるとは……驚きです。ローマの人々を身近に感じるようになりました。本当に。
1~5巻、以下続刊。