知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)
- 角川マーケティング(角川グループパブリッシング) (2011年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047315426
感想・レビュー・書評
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この著者の本が分かり易いのは読み手がどこまでは既に知っていてどこからよく分っていないのかの見極めが適格だからだと思う。と、読み終わったら評価しようと思っていたら後書きでまさにそう仰っていた。そういう自覚が的確なのも強みの一つなんだろう。
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第一作に引き続き、面白かった。一読しただけでは、きっと忘れるんだろうなあ。新聞などに目を通すのが、面白くなった。内容は、1冊目とどうしても重複してしまうところがあり、再確認の意味ではよかったかも。
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最近はあまり本を読まず、とにかく仕事に追われていました(あと、ルービックキューブにはまっていた)。
ので、久しぶりに読みました。まだまだ学ぶことは多くありそうだ、と感じましたね。そして、生徒たちとも考えていかないと思いました。 -
読み易い。
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日本の弱腰をなんとかしないとどうにもならんな、こりゃ。 それにしても池上さんの解説は相変わらずわかりやすい。
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「スンニ派」と「シーア派」
イスラム教徒の多くがスンニ派。
イランは主に「シーア派」
イラン人は「ペルシャ人」
=アーリー人「高貴なる者」 -
世界でどのような問題が起きているか、大変わかりやすくイラスト入りで解説されています。まるで池上さんの声が聞こえてくるよう…。世界に限らず日本の社会経済問題にも触れられています。
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なんとなくしか分からなかった世界情勢が簡潔にとても分かりやすく言語化されている。前作と比べてアジアの諸国により紙面が割かれているのも興味深い。
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一作目と比べると、中国やインドの説明が具体的で面白い。
インドでITが伸展した大きな理由は、もちろん英語が公用語という点も大きいが、インドはカースト制のために全ての仕事が明確に区分されており、例えば清掃業をとっても床を掃除する身分階級と机の上を掃除する身分階級が異なっている。一方でITは新興産業であるため、カースト制度の中で分け隔てがされておらず、誰でも取り組める仕事になっている。
改めて日本は、日本人が格差社会というほどの絶対的に超えられない不条理な格差はないし、自分の力で自己実現できるいい国だと思う。
一方で、そんな不条理な社会で切磋琢磨してきた友人のインド人を見ると、日本人が国内で優柔不断に内向きに籠もっているようでは、これからビジネスでは勝負にならなくなるという危機感を感じる。 -
俯瞰してみるって大事。
読んで、ニュース見るなり海外旅行いくなり。
さらなるINPUTの糧になります。