ソードアート・オンライン15 アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫)
- KADOKAWA (2014年8月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048667753
作品紹介・あらすじ
「キリト、教えて…。私は…どうすればいいの?」最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。激闘から半年後。アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと"ルーリッドの村"に身を寄せていた。整合騎士としての役目"人界の守護"をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。そして、"アンダーワールド"には、賢者カーディナルの預言した"最終負荷実験"が刻一刻と近づきつつあった…。"ダークテリトリー"からの邪悪な息吹が"人界"に流れ込み始める。ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。
感想・レビュー・書評
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SAOもついに15巻。アドミニストレーターとの闘いの末勝ったもののキリトの自我が壊れてしまった。と言う感じで物語は始まっていく。キリトの相棒がユージオからアリスへ代わり、苦悩の旅はつづく。
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前巻のような激しさはなく、台風一過、そして嵐の前の静けさのような巻。
現実(ラース)で発生した事件の影響でアンダーワールドにも招かざる客が訪れてしまいます。唯でさえ困難な状況だった最終負荷試験(人界とダークテリトリーとの戦い)はさらに困難なものになっていく予感。
着々と準備を進めるも圧倒的に不利な人界軍。でも整合騎士達にも大きな変化が・・・。これもキリトの心意の力なのでしょうか。
まだまだ物語は続きます。 -
うーん、物語はアンダーグラウンド大戦へ。
アリスとキリトとの平穏な日々から始まり、
ダークテリトリーに闇神ベクタが降臨。
物語がきな臭くなるところで終わった。
早くキリトの活躍が見たい!
でも次巻でもまだお預けらしい。 -
アンダーワールドでは、最高司祭であるアドミニストレータとの戦いが終わり、世界にひとときの平安がおとずれます。しかし、戦いによってキリトは自閉状態に陥り、ユージオも命を落としてしまいました。アリスは故郷であるルーリッドの村に帰り、キリトの世話をしながら静かな日々を過ごします。
現実世界では、ガブリエル・ミラーによって率いられた部隊がラースに侵入し、菊岡たちが苦境に立たされていました。彼らのねらいは、右目の封印を破ったアリスのライトキューブをうばうことです。
一方ガブリエルも、ダーク・テリトリーのモンスターを率いる暗黒神ベクタとして、アンダーワールドに降り立ちます。こうして、「光の騎士」アリスの獲得をめざして、人界への侵攻が開始され、整合騎士たちは人界を守るためにふたたび剣を手にとって戦います。
ガブリエルのキャラクターにかんしては、それなりに設定が説明されているのですが、軍事のプロである彼がゲーム世界で悪の帝王ごっこをノリノリでやっていることにちょっと引っかかりを感じてしまいました。 -
なんか予想通りな展開って気もするが、ダークテリトリーが絡み、いい感じでドロドロしてきた。
今巻では戦闘シーンはほとんどないが、アリスの迷い、悩みがきっちり描かれていて楽しめる。 -
まだまだ続く。早くアスナ出て来てくれ、の続きの巻