キノの旅XVIII the Beautiful World (電撃文庫)
- KADOKAWA (2014年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048669351
感想・レビュー・書評
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シリーズ18巻。キノの独特な世界観は健在。なぜか共感したりすることも多い「復讐の国」が面白かった。
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今年のキノの旅が出ましたので早速購入。今年の話は少々おとなしめと感じましたが、ワイルドなキノが登場します。早いものでもう18巻め。でもまだまだ旅は続きそうです。?
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何となくオチは読めるけど、面白い。安定して好きなシリーズ。
好きなのは「税金の国」。いらないサービスに税金を払わないっていうのはシンプルで分かりやすいけれど、現実的ではないなぁと。社会の形について改めて考えさせられた話。オチも素敵。
怖いと思ったのは「私の戦争」。フィクションとして読むには面白いけど、実際にあったら…と思うとその先をいろいろと想像してしまって怖い。
「キノの旅の国」には思わず笑ってしまった。特撮・アニメや映画なんかを見ていると、こういうことによく出会う気がする。ここまでストレートにいじってくれると面白い。
まだまだ続いてほしい、キノの旅。 -
もう買って読んだと思ってたらまだだった。
ローマ数字はどこまで読んだかわからなくなるのう。
何となく、パターンが似通ってきてちょっとパンチが足りない感。 -
安定して楽しめるシリーズ。
「私の戦争」が自虐的に作者のことを語っているのか、そうでないのか、気になるところ。 -
もう18巻。こんなにも面白い国がいくつもあるんだなー。旅好きとして、こんなにいろんな国と人々に出会うキノたちをいつも羨ましく感じてる。旅に出たくなるし、キノの世界の旅をしたくなる。身を守る手段を身に付けなければならないのは自信ないけど…。
18巻目。キノとエルメスだけでなく、師匠たちやシズ一行、そして。いろんな人が出てきて、同じ国に違う時代やタイミングで立ち寄ってて。それぞれはわからないけれど、読者は過去未来を知ることができる。おもしろ。
現在の自分たちに通ずるような思考の国を見ていろいろ思うのが好きで。これって…とニヤリとするのが楽しみなんだけど、前作のほうがその辺りは面白い国が多かった気がする。
あと、キノの変化のようなものを感じられるとさらにニヤニヤするんだけど、ちょっと今回はもの足りなかったかも。
楽しみのあとがき。18回目。ありがとうございます(笑) -
税金を選択して納める国は良いと思った。
火災負傷者を交通事故として搬送させるとは流石キノ。
交通事故を起こした旅人がこの国でどれほどの罪になるのかは分からないが、主人の言う報酬は魅力的。
キノの性格大好きです。