アクセル・ワールド1 ‐黒雪姫の帰還‐ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2029
感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675178

感想・レビュー・書評

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  • ロウきゅーぶが銀賞取った時の電撃文庫大賞って事で読んでみた。

    ロウきゅーと違う方向性でありながらこっちもすごい胸熱モノだった。
    黒雪姫の可愛さが犯罪レベルなのもロウきゅーが(以下自主規制)

    電子的なあれこれが好きじゃない人はちょっと読みにくいかも。

  • 青春ものですね~。我々中年にとっては、まるで松本零士のマンガのようなお話です。デブでさえない男の子が、優しさや勇気、負けん気で劣等感から這い上がり、それを美女が認めて…といった構図が懐かしかった。色々な伏線が素直に回収されていき、とても読みやすいです。一気に読むのがおすすめ。

  • アマゾンとか2ちゃんで高評価だったので読んでみました。

    これデビュー作かーーーーー。
    受賞前からサイトで小説を書かれていたとのことですが、いや、完成度高いね…。
    デブで不細工で卑屈で後ろ向きで、とても黒雪姫のナイトには成り得そうもない主人公だと思って読んでたけど、ラストのハルユキは文句なしに格好良かったわ。
    下ばかり見て生きてたハルユキが空を見上げることを憶える→それを教えてくれた黒雪姫への思いが加速していく、って表現、主題にもかかってて凄く好きだ。
    上手いよなーーー。

    黒雪姫がナイトに抱えられて、空から下界を睥睨しつつ帰還を宣言するというラストも悔しいほどに格好良い。
    マジで格好良い。ドキドキした。

    文章も読み易いけど、私は擬音の多用が好きでないのと、
    黒雪姫のハルユキへの気持ちの動きがあんまり納得できんかったのでこちらの評価。
    続きも読むつもりだけど、あらすじ読んだ感じSAOのが好みっぽいのでそっち先に読むかもね。

  • ARが今より進歩した未来世界での格闘ゲームの話。バトルシーンに緊張感があり全体のテンポく面白い。人間関係の描写が薄いので、これからどう書き足すのか楽しみ。

  • ニューロンリンカーと呼ばれる量子無線回線と脳を結ぶ携帯端末が一般可した近未来が舞台。
    リアルでの容姿にコンプレックスを持つハルユキはバーチャルの世界にのめり込んで行き、そこで出会った黒雪姫からバーストリンクという思考を加速する裏(?)アプリケーションをもらい、加速世界で行われる1対1の格闘ゲームに身を投じるのであった。
    っていうあらすじ。

    ニューロンリンカーと加速世界の世界観がよく練り込まれ、丁寧に作られているので利点・欠点を考えなんとかうまく立ち回ろうとする姿勢が常にあるので、その世界観に入り込みやすい。

    中盤以降は王道な展開で、中二病的な部分もありつつも読者が引かない程度のスパイスとなって最後まで飽きさせない。

    バトル自体は1対1のようだが、現在の高レベル者を当主としたレギオンという集まりができてバトルロワイアルな様相になっている。
    黒雪姫、そしてハルユキの目的からしてまだまだ物語の序盤。今後の話が楽しみ。

  • 萌え要素だらけの学園ラブコメが目立っている状態では、これは大賞だろうと思った。特にアビリティを得てからの燃える展開は熱い。

    ただ年代的には、主人公が肉丸君に見えて仕方ないのかな。

  • ニューロリンカーと呼ばれる装置の開発により、
    脳細胞とネットワークが量子レベルで無線接続する世界。
    その中で適合者の間にのみ伝えられる<<ブレイン・バースト>>というプログラムによって、
    現実の思考速度が増幅された仮想世界<<アクセル・ワールド>>があった。

    「もっと先へ……<<加速>>したくはないか、少年」清楚怜悧な生徒会副会長・黒雪姫。
    「望む、ところです。この現実が……壊れるなら」内向的ないじめられっ子・有田春雪。

    <<バーストリンカー>>となったハルユキは、黒雪姫と<<ブレイン・バースト>>の隠された秘密に触れることになる…。

    2009年度 電撃大賞受賞作品。


    仮想世界での変身・超能力バトル設定だったり、
    <<>>で区切られた固有名詞が多用されていたり、
    内向的少年の成長物語だったり、
    若干厨二病っぽい要素はありますが、
    バトルあり恋愛ありの王道の少年ものです。

    サスペンスや恋愛や成長といったそれぞれの要素が展開し、
    若干消化不良感は残るものの、
    最後のバトルにうまく集結していて、
    とても盛り上がりました。
    最後までヒロインの名前を伏せていたり、
    文章的な面白味もあるのもプラス要素。

    内向的な主人公成長物語・バトルものという王道少年(若干厨二)向けラノベを読みたい方に読んでほしい一冊

  • シフトに似た雰囲気の文庫です。

    =現実に居ながらも自分のアバターを持って異世界へ飛ぶお話。

    主人公が不細工なのにヒロインが超可愛いというデコボコ。

    OLにはこれが意外だったりしたのでw

    ラノベの主人公って不細工に描かれることって無い気がするんだよね。

    まあまあ、話は最期の山場まで小さな?山場を何度か通るのでワクワクしながら読めます。

    で、これで気に入れば1巻で止めても大丈夫な感じ。

    1巻だけ読んでみるのもいいと思います☆ミ

  • 仮想ネットワーク世界の設定が面白い。

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著者プロフィール

第15回電撃小説大賞《大賞》受賞。受賞作『アクセル・ワールド』にて電撃文庫デビュー。代表作『ソードアート・オンライン』は全世界累計発行部数2,600万部を突破。著作は60冊以上におよぶ。

「2023年 『デモンズ・クレスト2 異界∽顕現』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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