空ろの箱と零のマリア3 (電撃文庫 み 8-6)
- アスキー・メディアワークス (2010年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048682756
作品紹介・あらすじ
「お前、"O"と関わっているだろ?」クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな"箱"への入り口だった。気づけば一輝は音無麻理亜と共に、"騙し合い"のゲーム-『王降ろしの国』のプレイングルームにいた。中世風の職業に就き、一度の面談を介し行われるそのゲームの勝利条件は、他プレイヤーを殺して生き残ること-。つまりこれは、"殺し合い"にまみれた狂気のゲーム。"箱"に願い、この空間を作り上げた"所有者"の正体とは…?緊迫の第三巻。
感想・レビュー・書評
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主人公に、箱の力をどう使わせるのかっていうのが目的みたいだけれど。 いったいどう使うのかは、まだわからないのが残念だし、これが書かれる頃には、話も終わりに近づいてしまうんどろうなぁ。
醍哉が好きなので、なかなか楽しめる内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は箱に呼び出された各キャラが王や騎士といった一長一短の役割を選択して勝利を目指すという話.最初はその独自ルールにちょっとついていけなかったけど,読み進めていく内にその裏でうごめく戦略と戦略のぶつかり合いがとても面白くて,一気に読めた.そして最後のオチにびっくり.まるまる1冊準備に使って,次巻いよいよ本番,といったところか.ルールや戦略に矛盾があるのかは分からないけど,一癖も二癖もあるキャラばかりが集められた空間で命を賭けて“意味のない”ゲームに興じるという設定がとても効いていた.ミスリードだらけ.あとがきの「はこマリっ!」に笑った.
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「はこマリっ!」の3巻。
今回はループする殺人ゲーム【王降ろしの国】が舞台。
なんとなく雰囲気が「汝は人狼なりや?」的なものを感じるが、こっちは各々が個人戦で生き残ることが絶対必須。
互いの役職を知ろうとする心理戦に加え、なんと各々ナイフを持っていて直接殺害もかのうという超緊迫したゲーム。
一輝と麻理亜はこの箱に対抗するため、ゲームの勝利とは別に全員生き残る事が勝利の条件。
疑心暗鬼で簡単に殺し合いが起きてしまうゲームを果たして無事にクリアできるのか・・・4巻が楽しみだ。
それにしても、麻理亜のメイド姿が超絶可愛い・・・のに麻理亜のメイド姿<一輝のメイド姿という悲劇。 -
面白かった。
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今回のは続きって感じで終わってしまった。
結局所有者は誰なのかよく分からなかった。
登場人物ほぼが心の中で何を考えているか分からなくて怖いと思えてしまう。
あ、この人がこの役職かなっと思ったら違ったり…
読み進めていくたびに衝撃があって面白かった。
読んでいると止まらなくなり、いっきに読めるからこの作品はおすすめだ。
4巻を早く買いに行きたい。 -
残念な展開。
マリアの立ち位置かなぁ。
智力がどうのの主人公じゃないし、
実は血縁というのはなくて、
それもfakeとかだった方が、とか思う。 -
汝人狼なりや?
そんな話 -
今回は終わらない殺人ゲームに巻き込まれる。