キノの旅XIV the Beautiful World (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 158
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048689670

感想・レビュー・書評

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  •  なぜかどこの書店にもなくて、やっと読めました。
     口絵のプロローグ、エピローグのように、時々キノが良いことをするお話が好き。
     利害ではなく倫理ではなく感情からの行動でもなく、それで喜ぶ人を見て、自分がほのぼのして楽しむお話ね。

  • 相変わらず優しさと冷たさの雰囲気が絶妙な14巻め。社会風刺の風刺とかがキノのキャラクターや世界にかかるとその雰囲気でなんとも小気味良い。
    次も楽しみです。

  • 電撃文庫の中でも古株になってきてますね。
    未だにずっと買ってる。
    10年でキノの絵がだいぶかわいらしくなっちゃって。笑
    時代の流れを感じます。笑

    現代を風刺している話が多くてやっぱり面白いなぁと思う。
    今回は特に多かった印象。
    今年も期待。

  • 「知らなければ、それまでですよ」

    キノの旅14巻。もう10年目なのですね。

    『呟きの国』をはじめ、タイムリーな題材が目につきます。
    『開運の国』と『卑怯者の国』(PS2ブックレット収録作品)が特に印象的でした。

  • 10年ですか。
    連作短編って言う作風もあるだろうけど、10年間全然ダレたりしないってのはスゴイなぁ。

    呟きの国はもっとヒドいオチを期待していたけど、よくわからんかった。

  • 2011 2月読了

  • こんなにリアルに迫る戦争を描いたあとで、皮肉に笑う加減が絶妙。

  • 2011 1/29読了。WonderGooで購入。
    なんとなく積読にしてしまっていたが、読むとやっぱり面白い『キノの旅』。
    「呟きの国」が、絶対呟きが相手につつ抜け的なオチだろうと思って読み進めていたのに、予想を裏切る結末で驚かされた。

    しかし時雨沢恵一もデビュー10年か・・・自分のラノベ読み経歴も相当くらい、と考えるとまあ随分経ったもんだよな・・・

  • やっぱりいいなぁ…
    フィクションであることはラノベだから仕方無いけど、哲学的。
    出てくる国はどれもこれも一つの思想に凝り固まってるけど、その考えだってわからないわけではない。

    自分の命が50歳までと決まっていたらどうだろう?
    それまでは病気一つせず健やかに暮らせる。
    僕はあの国に住んでみたいと思ったな。
    命が決まっていれば、それが当たり前ならきっと心穏やかに暮らせるハズ。
    いつ死ぬかなんて言う不安や恐怖と50年を交換するんだ。
    素敵だと思う。

    価値観なんてそれぞれでどれも間違ってはいない。
    行き過ぎることはあるけれど。
    それに気づかせてくれるお話だ。

  • 短編多いの嬉しい(*´∀`*)
    本文もあとがきも、ブレのない時雨沢クオリティです。

    銃の撃ち合いや戦争シーンがグロいのは毎度のことですが、
    今回はね、「寄生虫の国」がね…。
    あれ結構きつかった…(涙)
    「規制の国」はあれ、大丈夫なのかな…?^^;
    サブタイトルモロじゃないですか。

    あとがきがあまりにも普通だったので、
    「時雨沢先生のあとがきがこんな普通なわけない!!」
    と思って探しちゃいました。
    案の定ですね~。フフフ。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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