神様の御用人3 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048691185

感想・レビュー・書評

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  • 三冊目になり主要キャラの役割も性格も固まってきた感で、特に主人公の愚直だが清廉な感じは立ち位置や解決への方向性が分かりやすくて良い。芯がある、というか。そのおかげでそれぞれエピソードへの没入感も高くなる。

    そして、好きな貴船神社が出てきたのが嬉しい。

    ワシは神主(心得見習)だけど、霊感的なものはさっぱりないく神域への畏れも感覚としてはあるが実感はない。そんなワシでも、鞍馬山を越えて疲れた足を引きずって貴船神社の奥宮を参拝した時、境内地に入った瞬間に足の痛みが全て引いて、心地よい感覚に包まれたのは不思議で思い出深い。

  • 面白いね~。新たな登場人物が出てきたが単発か?今後がますます楽しみ。

  • これまでと同じで、4話の短編連作です。

    今回、印象に残ったのは「一人角力」です。実際に見ると滑稽に見えるようですが、この話のようにちゃんと精霊と角力をとっていると考えるとなにか感慨深いものがあるなあと思います。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4874024.html

  • 若干マンネリ感がありますが。。
    いろんな神がいますね。

  • このシリーズ、大好きです。
    今回も全て心温まる物語でした。
    中でも『橘の約束』が凄い。
    思わずもらい泣きしそうになりました。
    所々で泣沢女神と穂乃香の交流エピソードを出してくれるのもイイですね。
    次作の前振りもあり、楽しみです。

  • 良彦の神様の悩みを解決する御用人の役割もだんだん慣れてきて、黄金との関係もだんだんよくなってきている気がする。そして、二人の関係は恋に発展するのかなぁ。穂乃香ちゃんは好きな気がするんだけれど...違うのかな。

  • 様々な神様との絆、仲間との絆を築いて成長していく依頼人

  • 奇抜な服を作る天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)、一人角力をする大山祇(おおやまづみ)の稲の精、石の柄杓を探すたかおかみのかみ、オレンジクリームのシュークリーム作りにチャレンジする田道間守命(たじまもりのみこと)。ヒロインの穂乃香ちゃんの出番が増えて嬉しい。

  • 登場人物の設定と行動に違和感がある。物語の進め方や役割の整理ができていない。後、京都が舞台なのに京都らしさがまったく感じられないのはなぜだろうか。

  • シリーズ3作目。
    今回がシリーズで一番好きです。

    どのお話も神様が「思い出したいのに思い出せない大事な気持ち」を抱えています。
    御用人である良彦が神様と向きあい協力する中で、その大事な気持ちをそれぞれの神様が取り戻して行きますが、その瞬間にじわりと涙がにじみました。

    良彦はまるで近所のおじさん達と話をするかのような態度で神様達に接していますが、
    損得勘定抜きの、やや荒々しさがありますが非常にストレートで自分に素直な彼なりの真摯さを以て、友達に接するように神様に向かっていくのが、偽善的でなく、好感が持てます。

    全体を通して、うるうるきました。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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