- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048691185
感想・レビュー・書評
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個性的すぎる洋服を押し付けられ、相撲勝負に柄杓探し、おまけにお菓子作りまで!?走り回る良彦を横目に神様たちは今日もいたって自由気まま。こんな時に頼りの黄金は、お菓子の神様とスイーツ三昧で肥満の危機!? そして、穂乃香の協力を得て御用人の役目に励む良彦もまた、神様との出会いによって少しずつ変わりはじめる。果たして、今の自分にできることはー。神様と人間の繋がりと絆を描く御用人物語、第三弾!
(2014年)
— 目次 —
天降るデザイナー : 天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)
一人角力 : 大山祇(おおやまづみ)の稲の精
童子の柄杓 : 高龗神(たかおかみのかみ)
橘の約束 : 田道間守命(たじまもりのみこと)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ3作目。4編の連作短編集。
今作はグッとくる話多め。良彦の成長も感じられて嬉しい。黄金とのコンビも良くなってきて、穂乃香の登場も増えてきて、ますます楽しみになってきた。
それにしても、神様の名前難しい。すんなり読めたことがない。 -
美味しそうなお話もあり。
神の偉大な力もあり。
モフモフの可愛さもあり(笑)。 -
シリーズ3作目。
御用人ぶりもすっかり板についてきて、周りに少しずつ人が増えてくる感じ。
最初は神様をキャラ化して読ませるだけの話かと読み始めたシリーズだけど、日本人が古来から神様とどんなふうにつながってきたのか知ることができてとても勉強になる。
稲本さんは本当に田んぼのまわりにいらっしゃりそう。
今回は泣ける話が多くて電車で読むのはやばかった・・・。 -
好きなシリーズ。神様のことを知れるのはおもしろいし、特徴が分かりやすくかかれてる。
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いろんな神様がいるんだな~と関心します。
3になって益々充実。
1話目のドレスづくりの神様なんて
すごくイメージしやすくて可愛い。
相撲を取る稲穂の精霊がJA職員って
もしかして、そばにいるんじゃないかと思うほど。
さらに登場人物も増えてきて
4も楽しみです。 -
今回は穂乃果が本格的にヒロインとしてのポジションを築き、良彦と一緒に問題に取り組んでいくところが見ものでした。神様の話では、一柱目の神の話は面白かったのですが、描写があまり頭に浮かばないなと思ったところがありました。それと全体的にどんでん返しのような展開が多くて、もっと素直な御用もあってもいいんじゃないかなと思ったりもしました。
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3巻目。1、2巻も良かったけど、今までで一番良かった!黄金と良彦の掛け合いも好きです。いいコンビ!
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御用をしても経費は自分持ち。アルバイトの良彦には割の合わない御用人。なのに、やめようとはしない。だんだん御用を果たすことに懸命になっていく良彦なのでした。
それを見ている黄金(方位神の狐)も、良彦を見る目がかわってきます。
親友・孝太郎(神職)より穂乃香ちゃん(神社の娘)の登場が増えてきて、これからも一緒に活躍しそうな2人。
こんな神様が、日本にいるの??というトリビアさもあいまって、ますます面白くなってきました!次巻も楽しみです。