- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048702744
作品紹介・あらすじ
「情報屋だかなんだか知らないけどさ。ちょっと目立ちすぎだよね、折原臨也さん?-でも、もう二度とお仕事とかできなくなるしねえ」東京・池袋。少年少女たちが歪んだ友情の中で抗う中、折原臨也の許に一つの依頼が舞い込んだ。それは闇カジノの裏を探るというもので、その結果、暗躍する臨也を狙い複数の組織から目を付けられてしまう。あげくついに監禁されてしまうのだが、魔の手はさらに双子の妹たちまで伸びていき…。不敵に嗤う情報屋が手にした真実とは?臨也の過去に何があったのか?そして、新羅を看病中の首無しライダーは-!?さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×9。
感想・レビュー・書評
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臨也が一瞬垣間見せた“人らしさ”
それがどうも痛く刺さってくる。
成田さんの書く狂った人間はまさに人間らしくて好きだ。
展開は読めたけど、これからどうなるんだろう、
と、全く想像できたい、楽しみでしかたない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだあとの感想としては、いつ臨也が痛い目を見るのだろうと、ワクワクでき話ではあった。
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情報屋、折原臨也が拉致された。
クスリを売買している二つの組織と、ヤクザと、その間を闊歩していた故に、巻き込まれて拉致られたわけだが、臨也なので<自業自得>だと思うのである。
そして、情報屋としての彼を接している面々。兄としての彼など、それぞれが彼のことを語る。
彼の人を食ったというか、常に距離を置いたスタンスというのにブレはない。が、結局何を求めているのかは、相変わらずわからない。
唯一、新羅との過去が、人間らしいエピソードなんだけど。
もっとも、それも彼は自分のいいように、臨也らしく処理していってしまうのだが。
絶体絶命からの展開は、鮮やか。
さすが、臨也。
にしても、どーして臨也はこういう人間になってしまったんだろうな。新羅は、あの親だから理解できる。静雄もとてもシンプルにこーなったっていうのは納得できる。(超人的な怪力は別にしてww)
幼少期にトラウマになるようなことがあったのかもしれないとも思うし、もともとねじまがってたのかとも思う。
その判断ができないところ、その両方がありそうで、両方がなさそうなところが、臨也の魅力なんだろう。 -
臨也さん久々に黒幕としての本領発揮というか掌の上で踊らせきったというか。新羅との中学時代の過去話とか名倉って偽名の由来(理由?)とか色々臨也さんの事が新たに知れてお腹いっぱいです。妹ズとの絡みも良い。なんだか仲良し兄妹みたいだよ!てっきり高卒だと思ってたら大学行ってたんだなー。あんま出席してなかったみたいだけど。
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今回は臨也を中心に話が進み、彼の過去や新たな一面が明らかになります。臨也好きには堪らない巻でした。
臨也は相変わらず臨也ですね。
個人的には、折原姉妹と臨也の絡みが増えて嬉しかったです。
あと、恒例の最後の挿絵と、ヴァローナの可愛さは異常。
かつてのチャットの会話が少なくなっていくのが淋しい所ですが、新キャラ続々登場で、益々盛り上がってきました。
次巻が待ち遠しいです。 -
展開読めたし、ふうんって感じ。まあ茜ちゃんを利用したことに比べたら奈倉くんのことなんて(臨也のやることからしたら)生ぬるいしたいして驚かず。奈倉くんもミミズちゃんもドンマイというか。いかんせん相手が悪かった。
新羅最強伝説。
新セルはまあ仲良くやればいいさ。ただ
静雄とヴァローナ
臨也と波江
わたしは絶対認めないからな。 -
中高の青春だった