仲達

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739207

感想・レビュー・書評

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  • 曹操がなくなった後からの仲達の活躍を描いた1冊
    4代の皇帝に仕えた仲達の生涯を1冊にまとめているのであっさりした感じで読めてよかった。
    仲達の知略も素晴らしいし、孔明との戦いもおもしろく読めた。
    最後、魏から晋に移り変わる様子、司馬師、司馬昭などの話ももっと深く読めたらよかったかなー。(ページ数的に無理か。)

  • 曹操死後の三国志世界を仲達を主人公に描いた作品。あっさり淡白な薄ーい味付け。残念ながら作品世界に惹き込まれず。

  • 曹操の死去すぐから司馬懿の死去間際まで。基本淡々としているが、戦はわりとゆっくりと表記。
    徐庶の謀のところが興味深い。
    C0093

  • 創作にも程があるというか、創作部分が丸っきり面白くない。前半から中盤まではラノベに寄ろうとして失敗した感じ。

  • とこっとんまでリアリストな人生。

  • 徐庶がチートすぎる

  • 北方三国志でM男にされていた少しかわいそうだった仲達でしたが、本作では諸葛亮や孫権がかわいそうに描かれていました。唐突に物語が始まり仲達も主役ながらあまり内面をさらすこともなく入り込みにくかったです。

  • 司馬懿を美化しているのではないが、孔明の黒さに唖然。しかし、三国志の様々な人物の狂乱ぶりに納得がいってしまうのもまた事実。しかし、終わり方がやや物足りない。

  • 最初は面白かったし、それぞれの人物像も良かった。曹丕と司馬懿の関係が主従関係だけではなく、人として極親しく書かれてところが読んでいても頭で想像しやすかった。が…設定がとんでも本だったので。徐庶が生きている、諸葛亮衆道な所有りまでは、我慢できたが、薬物の所だけはどうも。そこで争いや人格崩壊の元は其処に有りと終わらせてしまうのは如何かと。

  • 読後サワヤカ感があったのは、やはり激動の時代にあっても仲達の真っ当な生き方に安心感があったからかな。

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著者プロフィール

1949年倉敷生まれ。同志社大学文学部卒。印刷会社に勤務しイラストレーターとしても活躍。96年『霍去病』でデビュー、98年『白起』で注目を集める。『項羽』『呂后』『光武帝』『始皇帝』『仲達』『煬帝』など中国歴史小説を中心に作品多数。短歌結社「玲瓏」発行人も務める。

「2012年 『仲達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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