RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739528

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの小説はRDGの続編。いつにも増してナヨナヨしていて歯がゆい主人公です…舞は場を清めるというとこが気になる。今後はどんな展開になるんだろう。山伏とか姫神とか日本のファンタジーというくくりでいいのか?

  • 予習・復習の意味を思い知らされた。
    そうか、秀才はこういう勉強の仕方をするのか。
    などと、物語の本筋とは全然違うところで感心してしまいました。
    中高生の頃これよんでたらテストの心構えになったのに(笑)

    あとこれは個人的な志向に過ぎないが酒井さんの作品は幼児のほうが好きかも知れない。
    クロニクル・千古の闇の主人公たちと同じ年頃だから見慣れているはずなんだけど。

  • 深行との関係を期待せずにはいられない。
    3つ子可愛い。乗馬っていいよね。

  • きのう読み始めてきのう読了。おくればせながら読んだRDG二巻目。
    一巻を読んだのがだいぶ前なので、しばらくは思い出しつつ読む感じ。後半どんどん、荻原さんだなぁと思うようなノリになっていって楽しい。深行との関係についての、泉水子と真響の見解の違いなんかのところで、当人と周囲のギャップを描くのが上手だよなぁと思う。そして終盤、カラスが出てきてにやりとしてしまった。
    既にもう何冊か出ているし、つづきもゆっくり楽しんで読もう。

  • パソコン・携帯といった現代生活の必需品を扱うことができず(使い方を知らなくて使えないのではなく、彼女が使うと電子機器が故障する!)、都会の人ごみでは変なものの存在を感じパニック症状さえ呈していた純粋培養系絶滅危惧種の泉水子ちゃんが東京の(と言っても都下だし高尾山だけど)高校に進学するという物語の展開に、正直ちょっと唖然。  いくら「自分を変えたい!」という意識があったとは言え、さらには父親の希望だったとは言え、冒険にも程があるなぁ・・・・と。  しかもその学園がどう見ても普通の学園じゃないところがいかにも嘘っぽい(笑)

    そんな環境に舞台を移しただけに「山伏」「姫神」という「山系の不思議な存在」が出てきた第1巻に引き続き、この第2巻では「陰陽師」は出てくるは、「審神者(さにわ)」は出てくるは、「式神」は出てくるは、「神霊」は出てくるはで、ついていくのがちょっと大変でした。  と言うのもね、「陰陽師」はともかくとして「審神者」だの「式神」だのという言葉自体を知らない KiKi にとっては、泉水子ちゃんと同様、なかなかその環境に馴染めません ^^;  だいたい一世を風靡した「陰陽師」であってさえも、その名前ぐらいの知識しか持ち合わせていないのに、次々と色々な者が出揃い、ワンダー感だけは満載なんだけど、いったい全体こいつらは何者なのか、さっぱりわかりません。  でもね、わからないながらも、雰囲気的に何となく察することができるあたりは、やっぱり KiKi も日本人っていうことなんでしょうか??

    (全文はブログにて)

  • 東京の鳳城学園に進学した泉水子。神霊の存在や自分の力を向き合う決心をし、先に編入していた相楽深行と再会する。しかし、深行は必要最小限にしか泉水子としゃべらず、二人の距離は縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だが、ルームメイトになった宗田真響(そうだまゆら)とその弟・宗田真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。
    しかし、同じクラスには泉水子をふるえさせる生徒がいた。人間ではない生徒・・・それは、学年一の優等生であり、陰陽師の家系の高柳一条(たかやなぎいちじょう)の作り出した式神だったのだ。
    鳳城学園には特殊な高校生たちが集められていた。泉水子と深行は、自分たち以外の能力者たちと出会ってゆく。

  • 東京の高校に出てきた泉水子の少しずつの成長。
    1を3年ぐらい前に読み終えていたので、すっかり忘れていました。
    新しいキャラが登場して、みんな謎で、敵か味方が探りながら読んで疲れました!

  • 泉水子が高校に入学して、新しい友達もできて…という2巻。
    前巻で深行との距離が少し縮まったか?と思いきやまた突き放されてるところから始まります。
    学園もの楽しい。

  • RDGシリーズ二冊目。
    一冊目はほんの序章でここから本筋に突入という感じ。泉水子と深行の関係がなかなか進展しない。泉水子は深行を大人っぽいと思っているけど、読んでると実際はだいぶおとなげないし、ちゃんと年相応だよという感じで、クスッとしてしまう。

  • 何巻構成の予定だろう?と思うくらいゆっくり話が進んでいきます。
    うじうじしていた主人公が能動的に動き出せるきっかけについて一巻まるまる使っている感じがしました。
    荻原さんの作品は恋愛が主軸の1つになっている事が多いですが、この作品も例に漏れずにニヤけてしまう要素ありです。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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