ダブル・ジョーカー

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.83
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739603

感想・レビュー・書評

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  • 結城中佐ひきいるスパイ組織であるD機関。それぞれのスパイのストーリーから中佐の魅力と存在感を味わう作品。それぞれが単品のようでいて、少しずつD機関の存在とそのすごさを明らかにしてゆく展開は秀逸。推理小説のようなタッチですいすい読める。

  • 短編集なので、どうしても読みやすい半分、ストーリーは深みに欠けると感じてしまう。【スパイ】【軍人】【陰謀】と魅力的なキーワードはたくさん。それなりには楽しめたが、傑作と称するには何かが欠けていると感じた。これは全能なヒーローよりも哀傷な挫折者の方が好みだという個人的な問題かもしれない。

  • 面白かったー(*´ω`*)明日はパラダイス・ロスト読む!面白いとわかっている本が後に控えているしあわせといったら(*´ω`*)

  •  旧日本軍にあって、死ぬな殺すなのスパイ組織、D機関。前半にいろいろヒントはあるのに最後にひっくり返されるのが気持ちいい。つい読み返して確かめたくなる面白さだった。

  • 海外が舞台なんだなー。
    前作ほどのインパクトはなかったけど、安定した面白さ☆彡

  • 重厚と言うか、豪快かつ緻密というか。
    泥臭いと思っている陸軍のイメージとは異なる感じ。スパイの世界はどこもこんな感じなんでしょうか。

  • ジョーカーシリーズの第2弾。結城中佐率いる”D機関”の暗躍の陰で、もう一つの秘密諜報組織”風機関”が設立された。同じカードは二枚も要らない。どちらかがスペアだ-。
    結城中佐のスパイ時代の伝説が描かれています。カッコ良すぎ☆シリーズ第3弾も縁がありますように(祈)

  • 前作ジョーカーゲームの続編
    非日常の世界を垣間見ている感じで、一気に読めました

  • シリーズ物だったのか!

  • 『ジョーカー・ゲーム』続編。相変わらずスタイリッシュ。表題作の結城中佐が取り敢えずめちゃくちゃカッコいい。まだ続きが読みたい気がする。2011/423

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著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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