ダブル・ジョーカー

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739603

感想・レビュー・書評

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  • 2015年1月23日読了。
    今回、「狩られてしまう」話もあったのがよかったかな、と。

  • 天保銭の話が面白かったかな。
    ドイツに潜入していたスパイの部屋も興味深い

    物語としては、通信士が巻き込まれる事件の話が良かった。人に気付かれない潜入がモットーであるスパイの性質上、物語の語り部はD機関とは関係のない人の方が、面白いな。

  • 前巻煮続く物足りなさ。

    何もかもスマートすぎる。
    簡単にこなしすぎる。

    超人的なことを「易々とこなした」で済ましていいのか。

    物足りない。

  • 2014/10/22購入

  • 結城中佐素敵。

  • なかなか緻密で複雑。
    前作よりはある意味「読み易い」と感じるのは気のせいだろうか。

  • ジョーカー・ゲームに続いて読む。

    第一話、ダブル・ジョーカーから、
    引き込まれる。
    騙していたと思っていたら、騙されていた…。
    何より、常に冷静なスパイの駆け引きに、
    痺れる。
    そして、スパイは孤独との戦いである。
    スパイは、死ぬな、殺すな。
    その理由が、目立つからというのも、
    論理的で一貫している。



    連作短編集なので、
    次から次へと読んでしまう。
    D機関シリーズの長編もの読みたい。

  • 結城大佐率いる陸軍の諜報機関、D機関のスパイ達の物語第2段。ジョーカー・ゲームに比べるとちょっと見劣りするが、まぁまぁ面白かった。

  • 誰がD機関の人間なのか、という目線で読み始めてしまうが
    読み進めていくうちに物語に引き込まれ、
    結の部分で「あ、そうそう、こんなヤツいたわ」と思わされる。
    個人的には女性のスパイが出てきてもいいと思うのだが。

  • 「ジョーカー・ゲーム」の続編。前作ジョーカー・ゲームも面白かったが、今回もそれに輪をかけて面白い。特に若かりし頃の結城中佐のスパイとしての活躍を描いた「棺」が良かった。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou15802.html

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著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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