ダブル・ジョーカー

著者 : 柳広司

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[yappinkunさんの感想 · 2022年5月12日]

ジョーカーゲーム続編。
Ｄ機関に対して、陸軍上層部の支援により、陸軍士官学校並びに憲兵学校の成績優秀者の中から風機関が設立される。ダブルジョーカーは要らない。どちらかがスペアだ。
どの作品もスリリングで読み応えあるものばかり。

[Yoshikazu Hondaさんの感想 · 2022年1月23日]

この後どうなるのか気になる

[ちとせさんの感想 · 2021年12月31日]

#読了 Ｄ機関の卒業生がスパイとして活躍する連作短編。淡々と話が進むのに、次はどうなるんだろう？ってぐんぐん読み進めてしまう。スパイ活動が失敗する話は初めてだったかな。面白かったです。

[(´･ω･`)さんの感想 · 2021年7月15日]

日本軍のスパイとして世界各国で暗躍する若者たちの姿を描く短編集。一作目同様、先の先を読み合う頭脳戦が繰り広げられる展開は奥が深い。しかし本作は比較して若干複雑なところもあったように思う。読み返せば理解できる範疇だったので特にマイナスではないが、頭を空っぽにして楽しめた前作が偉大すぎたのかもしれない。

[まくさんの感想 · 2021年6月26日]

歴史の話が多く退屈

[kaota01さんの感想 · 2021年5月9日]

戦時中モノか…と思ったけど、それぞれの章の間の微妙な関連性と、登場人物同士の関連性の埋め込み方とか、おやっと思うような展開とか、なかなかに趣深い。また同じ著者の本人を読んでみようかと思えた一冊。

[走る羊羹さんの感想 · 2020年8月10日]

収録された話のうち、「柩」が1番面白かった。スパイが死んだことでかえって存在感が増す、という話の造りがお洒落。

[きくりんさんの感想 · 2019年7月24日]

相変わらず面白すぎる。
映画はアレだったけどこの空気感を伝えられる文章も素敵。
スパイ小説の中でもリアルさにかけては他の追随を許さないと思う。

[あおさんの感想 · 2019年6月2日]

じわじわと追い詰められていく。

[ヨウスケさんの感想 · 2019年5月22日]

中1 ◯

著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」