ダブル・ジョーカー

著者 : 柳広司

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ginchariさんの感想 · 2017年4月6日]

D機関シリーズ第二弾。かっこいい人間の群像劇が好きなんだと自分の好みに気づく。

[maruyamayujiさんの感想 · 2017年3月21日]

面白かったけど、1作目に比べると短編で浅いか。

[mayasmrさんの感想 · 2017年3月13日]

最後の書き下ろしの印象があまり良くなかったけど、全体的にはまあまあ楽しめました。結城中佐にかなり頼ってるけど、そこはまだ広がりがありそうで楽しみではある。

[keyumoさんの感想 · 2016年11月20日]

D機関第二弾
安定の面白さ
結城中佐の過去もちょっぴり

[たけ坊さんの感想 · 2016年9月23日]

この人の作品読むの２つ目なんだけど面白い。前作と違ってD機関の外の人の目線になった物語が多い。風機関、モスクワのスパイ、仏印の詐欺師、ドイツのスパイ狩り、米西海岸の話。

[いなえしむろさんの感想 · 2016年8月12日]

既読である

　しかし楽しめたぞ。ほとんど忘れていたから。D機関シリーズ制覇しよっと！

[menchichoさんの感想 · 2016年8月3日]

非常に緻密に作りこまれた小説。一気に読んでしまった。ただし、登場人物が完全無欠すぎ。現実的ではないので星４つ。あと、なにも知らずに表紙で選んでしまったので前編の『ジョーカーゲーム』よりも先に読んでしまった。順番が逆ならさらに面白かったはず。

[熊本 ててんごさんの感想 · 2016年2月7日]

前作と比べるとネタがバレているので、迫力がない。連作って難しいのですね。でも、棺は、良かった。

[b_dvさんの感想 · 2016年2月6日]

シリーズ２作目
日本軍の架空のスパイの話。

戦争中の軍人を思いっきりバカにして
現代人の感覚を持ち、現代風の教育を受けた者が軍隊でやりたい放題。
でも仕事は国のためにしっかりやっているところが面白い。

しかしご都合主義というか話がミョ～にウマ過ぎるところとか、短編でこの文字数。
それでなんとこのお値段！
高い。

[きむりんさんの感想 · 2015年12月30日]

一作目ほどの刺激は無いかな。

スラスラ読めて面白いのは確かですが、一作目以上の何かは無いです。

スパイ小説という性質上、性格や心情や感情を抑える必要がある為、なかなか盛り上げることが難しいんでしょうね。

風機関も始めだけだったし、ちょっと拍子抜けでした。

次作に期待します。

著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」