RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.94
  • (206)
  • (336)
  • (219)
  • (15)
  • (1)
本棚登録 : 1713
感想 : 242
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740524

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • RDGの三巻目!
    どんどんおもしろくなってきました~♪

  • マイナス思考で引込思案の泉水子ではあるが、物語を通して少しずつ精神鍛練されている。深行の立ち位置がよく分からないが、いつも泉水子の近くに居る。泉水子も無意識下で深行を意識している所があり、続きも楽しみだ。今回も重要になってくるのは泉水子の舞の力であるようだ。実在する山や神社はぜひ一度は訪れてみたい。

  • まゆらちゃんとまなつくんのはなし。モチーフは分かりやすかったし、二巻で、あれやらないの?って感じで終わってたから、最後の展開はちょっとスッキリです。気になるアイツは次の巻まで持ち越しのようですね~♪…てか、表紙にいる気も…

  • 今号での最大の見せ場は宗田三姉弟(この呼び方じゃまるで「団子三兄弟」みたい! 笑)の真澄君の実態(と言っていいのかどうかわからないけれど)が明らかになる姫神登場のシーンなんでしょうけれど、そこに至るまでの記述の長ったらしく、スローペースなこと!!  まあ、現代の中高生あたりが親しみをもってこういう主題設定の作品を読むためには必要な舞台記述であることはわかるんだけど、生徒会がどうしたこうした、学園祭がどうしたこうした、SMFと言う名前のファンクラブのような秘密結社のような集団がどうしたこうしたというお話は KiKi にとってはあまりにも冗長でした。  まあ、SMFの皆さんは宗田(姉) vs. 深行(みゆき)の対決場面の黒子としては丁度いい存在だったんだろうし、次号に持ち越された「戦国学園祭(? ってそりゃ何だ?っていう感じも無きにしも非ず ^^;)」で時代劇の殺陣みたいな存在だっていうのもわかるんだけどねぇ・・・・。

    結局、このペースの遅さは言ってみれば現代ではそれこそ絶滅しちゃったに等しい修験道を初めとする山岳信仰の心・・・・のようなものを、現代社会の、しかももっともそういう世界とは隔絶されていると言ってもいい若い世代に知らしめるというあまりにも壮大なプラン故の副作用のようなもの・・・・と考えるしかないのかもしれません。  でもね、KiKi が思うにこういう世界観ってRPGなんかで当たり前のように遊んでいる世代の若年層の方が受け入れやすくて(信じるという意味ではないけれど)、どちらかというと「科学万能、経済発展万歳」という根底思想の流れた教育を受けてきつつもRPGと出会うのはちょっと遅かった KiKi たちの世代(≒ それはとりもなおさず著者の世代)の方が無頓着のような気がしないでもないのですけれど・・・・・ ^^;

    (全文はブログにて)

  • 途中まで読んで、積読になっていたのをようやく読破☆

    真澄の存在が前より少し明確になった気がします。

    深行、クールだなぁ。。。

  • 生徒会に入った鈴原泉水子、相楽深行、宗田真響、宗田真夏たち。夏休みにも学園祭の打ち合わせなどの仕事があるということで、宗田家の実家、長野の戸隠れで合宿となった。日本史研究会、影の名をSMF,宗田真響ファンクラブの面々も戸隠れに同時期合宿することになる。
    そこで、深行は宗田姉弟らから実力のほどを試され、本当は三つ子であった宗田真澄(幽霊?)からも手痛い洗礼をうけることとなる。
    合宿では真響の生徒会への思惑が悶着を引き起こすが、そこへ、真夏の大切にしていた馬・タビが危篤だという知らせがやってくる。心を乱される宗田姉弟は・・・。

  • 戸隠ってやっぱり凄い所なんですねえ。
    泉水子ちゃん、成長しましたねえ。姫神を嫌っていたのに、真夏君を助けるために、髪をほどくなんて。
    少しづつ深行との距離が縮まっているのもいいね。

  • 文化祭に向けての夏休み偏。合宿や、真澄の真相など。
    途中までは面白く読みつつも平坦で、最終章になって加速した。毎度のごとく続きが読みたい。恋愛色アップ?

    今回、一番の見所は真響と真夏、真澄。
    不明だった真夏たちの思いがちょっと理解できた。

    泉水子と深行の仲は相変わらずやきもきした。
    でも、紫子のいうとおり、結果の見えない状態なのかも。色んな意味で。

    しかし、結局「世界遺産候補」を選ぶ、ということしか分からなかった。他にも謎が多数残されているような。

  • 空色勾玉の荻原規子さんの新シリーズ。1巻を読んで、しばらく放置していました(^^;
    主人公に共感できなかったことと(当たり前だ。中学生だもん)、ストーリーのたたみ方が雑な印象を受けたためです。
    図書館で2・3巻を見て、久々に借りました。
    そしたら、ずいぶん面白くなっていてびっくりです。
    ナルニア物語を信望するだけあって、やっぱりこの作者は長編が向いているなぁとしみじみ思うのです。

  • ~あらすじより~
    学園祭の企画準備で夏休みに鈴原泉水子たち生徒会執行部は、宗田真響の地元・長野県戸隠で合宿をすることになる。初めての経験に胸弾ませる泉水子だったが、合宿では真響の生徒会への思惑がさまざまな悶着を引き起こす。そこへ、真響の弟真夏の愛馬が危篤だという報せが…。それは大きな災厄を引き起こす前触れだった!
    -------------------------------------------------------------------------------------
    雪政がいないなかどうやってあの場を収めるのかと思ったら、突然の紫子登場!姫神の存在意味が理解できてるようで、いまいちできてない私…。。このモヤっと感、完結までにはすっきり理解したいところ。
    2巻ではモジモジしすぎな泉水子だったけど、少しは成長しているようで。。そして深行はやっぱりかっこいい。
    次巻…学園祭でいったい何が起こるのかワクワク。

全242件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×