RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年5月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048740524
感想・レビュー・書評
-
RDGの三巻目!
どんどんおもしろくなってきました~♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マイナス思考で引込思案の泉水子ではあるが、物語を通して少しずつ精神鍛練されている。深行の立ち位置がよく分からないが、いつも泉水子の近くに居る。泉水子も無意識下で深行を意識している所があり、続きも楽しみだ。今回も重要になってくるのは泉水子の舞の力であるようだ。実在する山や神社はぜひ一度は訪れてみたい。
-
まゆらちゃんとまなつくんのはなし。モチーフは分かりやすかったし、二巻で、あれやらないの?って感じで終わってたから、最後の展開はちょっとスッキリです。気になるアイツは次の巻まで持ち越しのようですね~♪…てか、表紙にいる気も…
-
今号での最大の見せ場は宗田三姉弟(この呼び方じゃまるで「団子三兄弟」みたい! 笑)の真澄君の実態(と言っていいのかどうかわからないけれど)が明らかになる姫神登場のシーンなんでしょうけれど、そこに至るまでの記述の長ったらしく、スローペースなこと!! まあ、現代の中高生あたりが親しみをもってこういう主題設定の作品を読むためには必要な舞台記述であることはわかるんだけど、生徒会がどうしたこうした、学園祭がどうしたこうした、SMFと言う名前のファンクラブのような秘密結社のような集団がどうしたこうしたというお話は KiKi にとってはあまりにも冗長でした。 まあ、SMFの皆さんは宗田(姉) vs. 深行(みゆき)の対決場面の黒子としては丁度いい存在だったんだろうし、次号に持ち越された「戦国学園祭(? ってそりゃ何だ?っていう感じも無きにしも非ず ^^;)」で時代劇の殺陣みたいな存在だっていうのもわかるんだけどねぇ・・・・。
結局、このペースの遅さは言ってみれば現代ではそれこそ絶滅しちゃったに等しい修験道を初めとする山岳信仰の心・・・・のようなものを、現代社会の、しかももっともそういう世界とは隔絶されていると言ってもいい若い世代に知らしめるというあまりにも壮大なプラン故の副作用のようなもの・・・・と考えるしかないのかもしれません。 でもね、KiKi が思うにこういう世界観ってRPGなんかで当たり前のように遊んでいる世代の若年層の方が受け入れやすくて(信じるという意味ではないけれど)、どちらかというと「科学万能、経済発展万歳」という根底思想の流れた教育を受けてきつつもRPGと出会うのはちょっと遅かった KiKi たちの世代(≒ それはとりもなおさず著者の世代)の方が無頓着のような気がしないでもないのですけれど・・・・・ ^^;
(全文はブログにて) -
空色勾玉の荻原規子さんの新シリーズ。1巻を読んで、しばらく放置していました(^^;
主人公に共感できなかったことと(当たり前だ。中学生だもん)、ストーリーのたたみ方が雑な印象を受けたためです。
図書館で2・3巻を見て、久々に借りました。
そしたら、ずいぶん面白くなっていてびっくりです。
ナルニア物語を信望するだけあって、やっぱりこの作者は長編が向いているなぁとしみじみ思うのです。