道徳という名の少年

著者 : 桜庭一樹

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年5月11日発売)

感想・レビュー・書評

[ぐるりさんの感想 · 2011年12月4日]

ああ、なんて背徳的な！やっぱり私は桜庭さんが好き、と再確認。

[katsukunさんの感想 · 2021年2月10日]

あー桜庭だーって感じ。疾走感と不思議な家族感を堪能。

[にゃにゃだまにゃーさんの感想 · 2020年9月22日]

挿し絵きれい。話引き込まれる。おもしろかった。

[しぐさんの感想 · 2012年6月27日]

「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)

この人の世界観は大好きだ
残酷で美しい童話。
不道徳を繰り返す一族
欲望に忠実なのが美しいのか、残酷なことなのか

[nelukoさんの感想 · 2011年9月10日]

すぐよめた。桜庭さんらしい作品だと思う。ネーミングとか、話の流れとか、。

[xxciiiiiexxさんの感想 · 2011年7月28日]

怠惰、色欲、暴食、誇り、強欲。

[ハテナさんの感想 · 2011年7月15日]

ところどころにある挿し絵が、桜庭一樹さんの不思議な世界へと連れて行ってくれます。

おどろおどろしくて、不気味。
だけど、何故か一人一人に共感できた気に、なる。

[万葉さんの感想 · 2011年6月2日]

やっぱり私、桜庭一樹好きっぽいな…
四駅で読み終わり。向かいに座ったおばあちゃんの怪訝な顔が忘れられん。

[しおんさんの感想 · 2011年5月25日]

登録者がおらんのは新しいって事？
図書館にあってんけど。

絵本風の装丁に騙されて軽い気持ちで読み始めたら、しっかり桜庭一樹だった。
美しい程悲しい人生になるのね。
美しく生まれたかった。

[雨兎さんの感想 · 2011年4月23日]

「１，２，３，悠久！」「ジャグリン・パパの愛撫の手」がたいへんよろしい。

著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」