呼吸入門

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048838658

感想・レビュー・書評

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  • 斎藤孝先生、呼吸法の大切なことがわかりました!

  • 生きることの基礎
    呼吸は当たり前にある
    ゆえに奥が深い
    「3、2、15」
    これで丹田の呼吸が可能となる
    身体
    見直すきっかけとなった

  • 呼吸というより、息に関する話。作者の気に関する記述が興味深い。呼吸の結果が気らしいが、順番を付けてもしょうがない。どちらも身体と世界をつなぐモノ。リラックスしてジャンプし続けると細胞が生まれ変わるそうだ。面白い表現だ、イメージしやすい。

  • 斉藤孝 がファンというわけではないのですがまた読んでしまった。。。

    日本の文化が息の文化だったという切り口からカルト宗教や
    教育論まで展開させるのはさすが 

    生理化学的な表現があまりないのにおもわず納得させられるのは
    信念にも近い確信からではないだろうか

    いろいろな日本文化の型の重要性を説いているが呼吸を意識したものなのだろう

    三・二・十五の呼吸の型をためしてみるもいいかもしれない

  • 【概要】
    呼吸は身体と精神を結びつけるもの。日本には息の文化があり、呼吸を整える型を使い、心身をコントロールする術が伝えられた。ザビエルなど、鎖国時の日本人に触れた西洋人は日本人の感情抑制力に感心している。
    臍下丹田を意識して、3+2+15の呼吸=3秒吸って、2秒止めて、15秒掛けて吐き出す。これで深い呼吸を身につけると、からだは疲れにくく、集中力が高まる。

  • 読みやすくて良い本です。

  • 息とは一つの身体文化。腰と肚(はら)の構えがしっかりすることで肉体に力強さが
    みなぎり、腰や肚の据わった状態とは、腹で深い息をすることによって可能。
    腰肚文化とは紛れもなく呼吸力。
    ヨガとは心の在り方と呼吸の仕方の関係。
    息はその身体と精神を結びつけるもの。犬や猫などをなでていると精神が落ち着くのもその呼吸を
    感じることによってくつろげるからなのです。

    ◆丹田呼吸法
    丹田とは、へそから指3本分下の位置。丹田を軸にして息を長くゆるく吐く。
    鼻から3秒吸って、2秒お腹の中にぐっと溜めて、
    15秒かけて口から細くゆっくり吐く。慣れてきたら15秒⇒25秒というように伸ばしていってもよい。
    時間をかけてゆっくり吐くと、丹田に力を込めて横隔膜をそのまま下げられる。
    口呼吸では脳が働きにくく、集中力が続かない。
    鼻から吸うことで脳に酸素がいきわたりやすく意識は覚醒し精神は安定する。


    ◆呼吸は吐くことが大事。
    呼吸によって精神が調えられるというのは、現在そのものを
    生きるという状態。蓄積したものを振り棄てた心の安定。(禅のスタイル)
    捨てていく美意識・・・捨てることによって人はすっきりし、
    エネルギーが満ちてくる。常にエネルギーが入る器を用意する。
    吐くときのコツは、息を全うさせるときは鼻から吐くのがいい。
    意識的に長くゆるく吐く場合ははじめのうちは口をすぼめて吐く。
    鼻から吐こうとするとなかなか息を溜められない。

    ◆呼吸で時間をコントロール
    本を音読して一息でどこまで読めるか計る。初心者で2行くらい。
    強者になると5,6行くらい。
    一息が何秒間ぐらい続くのかを知るバローメーターになる。
    この方法で脳の集中力と連動し読書スピードが格段に上がる。
    一息の長さを重要視すると脳が高速回転するので生きている時間の密度が
    濃くなっていく。

    ◆シェイキング1分 でリフレッシュ
    からだを揺さぶり、息をハッハッとどんどん吐いていく。
    膝をゆるめて立ち、屈伸を使って軽くジャンプ。
    手もブラブラさせながら自由に身体をほぐす。
    からだの細胞が入れ替わり、呼吸がゆったりしてくる。



    両手を合掌することによって、からだが一つのまとまったものとして
    感じられ、それが宇宙という大きなものとつながっている。


    かつて毎日何キロも歩いて学校に行くといった暮らしをしていた子供は呼吸が
    強く、安定した呼吸の持久力があった。しかし今は昔の生活様式が
    崩れて急激に衰えた。

    テンポのいい動きは必ず呼吸と連動している。
    呼吸のリズムがよく流れだしたら人は疲れない。

  • 3秒吸って、2秒溜めて、15秒で吐く

  • 齋藤式「3・2・15」呼吸法、私も実践しています。緊張を解きほぐしたいとき、腹が立ったとき、集中したいとき、リラックスしたいとき、効果があります。(2008-05-21読了)

  • 呼吸を意識してみると、それだけで人生観が変わるという不思議な発見が!

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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