スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場 (アスキー新書 211)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 119
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048865241

感想・レビュー・書評

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  • これからのテレビについて、語っている。また、日本の家電メーカーの脅威についても論じている。
    ジャーナリスト的ではあるが、現代の日本企業の問題についても言及されており、面白い。日本メーカーはこれにどんな解を出していくのか?

  • 120619 読了

  • ああ、そうか、、テレビの画面って「テレビ放送」を映すだけのものじゃなくなってるんだ。。。
    現状のテレビの操作性や快適性にとぼしいせいで、テレビというハードの可能性が狭められている点は同意。ただ、、私自身は「なぜパソコンで出来ることをわざわざテレビでしようとする?だったらパソコンでやったほうがいいじゃん」なんて思っているけどなぁ。

    今のテレビにおける技術トレンドがまとめられており、それなりに刺激的なので、興味のある人は読んでいて損は無いと思う。

  • 日本のTVは性能を追い求めて世界のニーズからずれてしまった。

    スマートTVは個人的には不要。PCとかタブレットで十分。TVはなんとなく見れれば十分。

    リモコンもまあ今ので十分だけど。EPGは確かに遅い。

    2012/06/09図書館から借用; 6/11からちょっとずつ読んでいる。返却期限が迫ってきたので,24日に急いで読んで読了。

  • ■なぜ映像配信が普及しないのか?
    → コンテンツは揃いつつあるが、今は反応速度や操作性が悪く、映像配信システムを「動かせるテレビ」で、「動かすテレビ」を作るという意識が配信元もメーカーも薄い。

    ■スマートテレビが目指す姿とは
    → サッカー中継に関連するTwitterやFacebookのつぶやきを重ね合わせるなど、ネットとの融合に向かうべき。ただし、テレビ側がネットの情報を規制すると利用が滞るため、互いが干渉しない仕組みが必要。

    ■スマートテレビ開発に適する人材とは
    パソコンで流行ったものがテレビに搭載されていくことが想定されるため、フィーチャーフォンからスマホの切り替えを行った携帯電話開発関連。

  • ここ1年間で追いかけてきたことのほとんどが詰まった本でした。日本でスマートTVというのは、やはり難しいのですかね。みんなが飛びつくような、良い組み合わせが出てくることを期待しています。

  • テレビの今とちょっと未来を知るのには良いです。パソコンとテレビをつなげるのが、とりあえずは現実的なような。新サービスのたびに買い換えるのもいやですからね。

  • 数年後TVを買い替える時、果たして日本メーカーは生き残っているのか、またTVはどんな形となっているのかを考えさせられた。非常に興味深いものであった。
    「スマートTV」は現状、試行錯誤している段階ですが、果たして統一された規格、サービスは成されるのか。時間はかかるでしょうが注目していきたい。更に、目が離せないのがアップルの動向。この世界でも多大な影響をもたらすのだろう。

  • 液晶テレビなどの技術、日本メーカーと韓国メーカーとの比較、今後テレビに求められる・導入が予想される機能などが細かく書かれていると。

    現在のサムソンなどが何故勢いがあるか、何故日本メーカーがキツイのかを良く理解できてなかったので、そこら辺が非常に分かりやすく理解できた。

    キネクト、アップルのテレビなどが今後のポイントなんでしょうなと。

  • 190ページほどの本で、日本のテレビメーカーが何故ダメになったのかに、50ページほど割いている。
    この本が書いているのは、テレビはコンピュータ化するということ。それを説明するのに、この前半の部分がこんなにいるのかな?と感じた。

    番組のネット配信であったり、リモコンや操作性の問題であったり、DRMの問題であったり、本書の後半で書かれていることを、初めからもっとページを割いて書いてもよかったのではないかと思う。

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著者プロフィール

ITジャーナリスト。
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿する他、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。主な著書に「ポケモンGOは終わらない」(朝日新聞出版)、「ソニー復興の劇薬」(KADOKAWA)、「ネットフリックスの時代」(講談社現代新書)、「iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」(エンターブレイン)がある。

「2022年 『メタバース×ビジネス革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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