探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫 や 2-5)
- アスキー・メディアワークス (2012年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048869263
作品紹介・あらすじ
保育士の陽子は、旅人と灯衣親子の世話を焼くため、相変わらず『探し物探偵事務所』に通う日々を送っている。ある日、陽子は夏休みを利用して大学時代の友人・牟加田の地元に出かけることになる。旅の最中、陽子は牟加田から恋人を演じてほしいと頼まれる。その頃、旅人は熱で寝込んでいて-。少年時代の思い出輝く『夏の日』ほか、全5編を収録。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み-。目に見えないモノを"視る"力を持った探偵・日暮旅人の物語は続く。
感想・レビュー・書評
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過去編と思いきや、第一作からの続き話もあったりして。
前作ラストの衝撃を乗り越えて・・・という事なのだろうか、ほのぼの系に落ち着いていました。
またもや
う~ん、と思いつつ取りあえずその先も読んでしまう
という展開になりそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
探偵・日暮旅人シリーズ、セカンドシーズン開幕~! 前4作で完全に終わったと思っていた日暮旅人のシリーズがいつの間にか再開していて第2弾まで出ていたので、まずは第1弾を読んでみました。短編5編ということで、独立して楽しめるものもファーストシーズンの裏話的なものもありましたが、どれも秀作です。特に「六月の花嫁」は涙腺ゆる男の僕のどストライクで、バスの中で読んでいたのに涙が出そうで必死にこらえたいいお話でした。セカンドシーズンの敵(?)の影も見えてきて、今後の展開が楽しみでしかたありません。第2弾も早く読もー!!
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新章スタート。
サブキャラがメインのストーリーがいくつかあり、彼らの為人や過去を知ることができる。
最後の物語で次のステップに旅人と陽子、そきて物語も進む予感がもてました。
続きも楽しみ
2021.8.25
115 -
面白い。このシリーズを読むのは3巻目だが、それぞれに面白い。
決して甘いだけではないところが良い。 -
?六月の花嫁
?犬の散歩道
?愛し麗羅
?花の名前
?夏の日
個人的には?が一番好きだったが、ていちゃんや雪路、増子刑事の優しさがこぼれんばかり、?では旅と人と陽子先輩が急接近。どれも味わいがあって、よかった。