ちょっと今から人生かえてくる (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049125337

感想・レビュー・書評

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  • 前作ブラック企業に勤めてる主人公が仕事辞めた話。位しか覚えてなくて、読み返さずに本作読んだけど、これはこれとして物凄く楽しめた。
    登場人物みんなに頑張って欲しいと思えるが、Jにギターを貸した後に夜逃げした米田君は特に泣ける、この後幸せになって欲しい。

  • 前作「ちょっと今から仕事やめてくる」のサイドストーリー的な続編。
    前作を読み返してから臨みました。

    青山やヤマモトだけでなく、
    五十嵐先輩の気持ちや人となり、
    その後のことが知れて良かった。

    また、前作のラストに繋がるまでのエピソードも。

    本作によって
    「ちょっと今から仕事やめてくる」が
    過不足なく完全体となったカンジがしました。

    ヤマモトとは是非友達になりたいものです。

  • ちょっと今から仕事やめてくるの登場人物のストーリーや続きのストーリーやいろいろと絡みあってる人間関係がおもしろかったです。


  • 『ちょっと今から人生かえてくる』 北川恵海さん

    『ちょっと今から仕事やめてくる』の続編で、
    青山とヤマモトの、そして彼らと出会った人たちの新しい物語が、また始まる。仕事に悩み、日々に迷う人たちに勇気を与える人生応援ストーリー。

    とても良かった。『ちょっと今から仕事やめてくる』の後に読むべき。ハッピーエンドで終わり、登場人物たちの知られざる話だけでなく、スッキリと続編で物語が完結している。どんな悪役でも、その人の親がいて友人がいる。誰もが誰かの大切な人。

    『おまえの人生変えられるのは、おまえだけだよ』
    『完璧な人間じゃなくていいんだよ。もっと弱み見せて愚痴ってもいいんだよ。みんな多かれ少なかれ不満や不安を持ってんだから。そんなことくらいで誰もおまえのこと嫌いになったりしないよ。』
    『おまえの人生はいつだって変えられる。今日だって、明日だって、十年後だって三十年後だって、全然遅くねえよ!』
    『生きていれば また会える
    癒えた傷と どこかの街 いつかの未来で きっと』

  • 仕事辞めてくるの続編。
    青山くんのその後にびっくり、ヤマモトさんの正体にもびっくり!?サイドストーリーで登場人物がちょっとずつかぶっていて、おもしろかった。

  • 仕事辞めてくるの続編。
    さらっと読み終えた。
    いいね、ヤマモト。そして青山。
    五十嵐のいきさつもよかった。
    何かの時に、こういう奇跡はほぼないが、
    あったらいいなぁ、と思える。
    自分にはないけど、そういうのがあるといいと
    心から思う。

  • 「ちょっと今から仕事やめてくる」の続編。
    五十嵐先輩が中心のお話。
    作者の方もあとがきで書いてるけど、現実はなかなか奇跡は起きないし、いつもハッピーエンドとはいかないからこそ、のストーリーでした。みんなそれぞれ幸せになれる、この結末、自分は好きです。ちょっと上手くまとまりすぎかな?と思う部分もなくはないけど(Jくんと柳瀬くんの件とか)それでも、ハッピーエンドは良い!

  • 前作が面白かったので購入。引き続き読みやすく、でも感情移入しやすい、でもでも謎の人物が出てきてちょっとミステリアス、そんな作品。また前作を読み返したくなりました。

    にしても、生活環境変わって、8月9月と読書から遠ざかってしまった。
    読みたい本はいっぱいあるので、ぼちぼち読書習慣を復活させて行きたい。

  • 「ちょっと今から仕事やめてくる」のその後。

    ヤマモトが前作の青山の先輩の五十嵐の窮地に格好良く登場する。出来る先輩というイメージのあった五十嵐でしたが会社のノルマに忙殺される日々。そして前作の主人公の青山も登場。

    たかが仕事。されど仕事。仕事が人生のすべてでないと分かっていても、なかなか辞めることができない。だからこそヤマモトのように第三者の目で何でも言える関係って必要だなと思う。そして気持ちに常にユーモアがあることは大切。ヤマモトの様なひとがいたら煩わしいなと思うかもしれませんが。

    読みやすい文章。それがストレートに登場人物たちの気持ちが心に入ってくる理由の様な気もしました。色々と小難しい世の中だけど、世の中はもっとシンプルでも良いかと。

    作中の「人生って悪くないですね」って言葉は対等な友達に会えたからこその言葉だと思いました。

  • 物事には過程がある。
    気づかなかっただけ。
    見ようとしなかっただけ。
    いつの日にか見た未来は
    今なのだろうか
    でも、とりあえず
    人生ってそれほど
    悪いものじゃあない。

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著者プロフィール

大阪府吹田市出身。『ちょっと今から仕事やめてくる』で第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞しデビュー。本作は70万部突破のベストセラーとなり、映画化。爽やかでけれんみのない文章で、読む者を元気にする。主な著書に「ヒーローズ(株)!!!」シリーズ、『ちょっと今から人生かえてくる』『星の降る家のローレン 僕を見つける旅にでる』がある。

「2021年 『文庫 真夜中のメンター 死を忘れるなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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