ちょっと今から人生かえてくる (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1280
感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049125337

感想・レビュー・書評

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  • 「ちょっと今から仕事やめてくる」の続編です。
    これが面白かったので、こちらも読んでみたという訳ですが、仕事やめてくる・・・の方をほぼ忘れてしまっていて、登場人物とかわかんなくなってるので、イマイチ楽しめませんでした。
    どちらも、連続して読まないと面白くないです。

    積読書が無くなった時、この2冊は読み直しですね。

  • 『ちょっと今から仕事やめてくる』の続編(というより、スピンオフ)の本。

    ただ、読んで思ったけど、『ちょっと今から仕事やめてくる』の内容をちょっと忘れてしまっているので、軽く読み返せばよかったかなと思った。
    この本の最初の話の主人公が、五十嵐という人だけど、前作でどんな人だったか全く覚えてない。

    その五十嵐は、ものすごいストレスで、通勤中の電車内で吐き気を催してくるような体質で、かなり辛そうだと思った(体質といっても、ストレスによる病気っぽいけど)。
    こういう人って、自分の周りにはいないと思うのだけど、珍しくなかったりするのだろうか。

    好きな本は山ほどあるくせに、おすすめを訊かれると途端に迷うという言葉には、共感した。
    自分も趣味は読書というと、おすすめ聞かれるけど、パッとでてこないことが多い。なので最近は、おすすめを聞かれたら答える本というのをあらかじめ考えるようにしてる。

    それにしても、でてくる登場人物が男ばっかりだなと思った。路上ミュージシャンが探してる旧友は、女の子にしてもよかったと思うのだけど、恋愛ものっぽくしたくなかったのだろうなと思う。

  • 本編「ちょっと今から仕事やめてくる」を読まずにこちらを読んでしまったが、どのエピソードも面白かった。
    特に最初の五十嵐の話が好き。
    営業部長のパワハラ、仕事に追い込まれていく
    しんどい気持ちがリアル。
    一方で、ヤマモトや食堂のおばちゃんや常連さんの何気ない言葉に癒される気持ちにほっこりし、
    五十嵐と一緒に熱くなれます。
    本編も読む!

  • 読み始めはとても読んでいて辛いものがありますが、最後はポカポカする良い作品でした。

  • じわっと来る内容。あまり響かなかった。
    仕事辞めて来るの方が遥かに感動した。

  • 「ちょっと今から仕事辞めてくる」の、続編というか、様々な登場人物の目線で描いてあり、読めて良かったと思えた作品だった
    それぞれの人に、それぞれの背景があると、改めて感じさせられた

  • 読んでいてすごく心地よかった。
    一作目で登場していた五十嵐のことすっかり忘れていたので、もう一回、一作目読み直したいです。

  • 『ちょっと今から仕事やめてくる』から登場していた五十嵐。頼れる先輩だったのに、後輩青山の仕事の成果を横取りし、裏切ったひどい人物で、私もショックでしたが、その五十嵐も体力的にも精神的にも限界を超えた状態だったと本書で知りました。

    五十嵐のことを心から気にかけてくれる大学時代からの友達もいることがわかりました。例外もあるかもしれませんが、人間的に魅力のない人に良い友達は寄ってこないと私は思っています。

    誰にスポットライトを当てるかで、その人物の印象も変わる。共感できないところがひとつもない人間はそうはいないのではないかと思いました。

  • 「ブラック企業」と言われる会社で働いて体調不良に悩んでいる人に、休職したり退職という選択もあると第三者からは言えるかもしれません。 
    実際にそういう経験をすると簡単には決断できないんでしょう。 そんな時に友人や家族と少しでも話すことができれば解決のきっかけがつかめるかもしれません。たとえ「悩んでいる」と正直に言えなくても。

  • 「仕事やめてくる」シリーズのanswer的な、いろいろ気になっていたところに触れてくれて嬉しかった。

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著者プロフィール

大阪府吹田市出身。『ちょっと今から仕事やめてくる』で第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞しデビュー。本作は70万部突破のベストセラーとなり、映画化。爽やかでけれんみのない文章で、読む者を元気にする。主な著書に「ヒーローズ(株)!!!」シリーズ、『ちょっと今から人生かえてくる』『星の降る家のローレン 僕を見つける旅にでる』がある。

「2021年 『文庫 真夜中のメンター 死を忘れるなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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