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- Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061310674
感想・レビュー・書評
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PT#37 2006.6
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岡本かの子という一人の女性の強烈な生き方に茫然とした。彼女に魅せられ、黒子の役割を果たした3人の男性。かの子にとっては必要でそれが当たり前のこと。こんな生き方もあるんだなーと思った。それと、かの子と一平に対する太郎の眼差しがいい。
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岡本かの子の世界観に似ていると言われて、かの子の書いた小説を読み漁りました。小説の中で火の様な激しさと和紙の様な繊細さを持ち合わせた女性達にたくさん出会えました。一体かの子はどんな女性だったのか興味が沸き、手に取ったのがこの本です。もうね、凄いんですよ!旦那様の浮気から精神を病み、吹っ切れたら若い青年と恋に落ち、なんと旦那と暮らす家で同棲を始めるの。しかも旦那公認で。最初の若い恋人はかの子に生気を吸い取られ早死にしましたwかの子自身は死ぬ数年まで小説を書いた事が無く、死を知っていたかのように数年でたくさんの本を書きます。そして旦那と恋人に看取られながら40代で他界。火の様な一生です。生涯独身だった息子の岡本太郎はかの子の影響ではないかしら?女性として最高の人生だと思います。読んだら人生観が変わりますよ☆
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岡本かの子ってすごいな。色んな意味ですごい。