武器としての決断思考 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385016

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  • より客観的に決断するための思考法
    最後の言葉が胸に残る

  • 自分の頭で考え、答えのない問題に対し自問自答して解を導く方法を説く。絶対が無い世界において、決断して動くことが如何に重要かを示してくれている。ゼロ年代以降の決断主義的な風潮の中で育った世代には、特に響く内容だと感じる。

  • 知識、判断、行動、修正
    答えではなく、答えを出す方法を学ぶ
    メリットの3条件 内因性、重要性、解決性
    デメリットの3条件 発生過程、深刻性、固有性
    主張、根拠、推論  推論に着目する
    演繹、帰納、因果関係

  • この本は、東大でベストセラーになった本です。
    何かを決断するときの、考え方の方法が論理的に書かれていて、まさに大学生が読むべき本だと思いました。
    本著では、思考方法として、「ディベート術」を用いていますが、とてもわかりやすくて、参考になりました。
    ぜひぜひ読んでみて下さい!

  • ディベートという言葉は知っていましたが、どういうものがディベートなのかを知るのに良い本。これを身に付けられれば武器になると思う。
    特に議題を決めるためのプロセスはなるほどと思えた。

  • 高校の読書感想文の題材として、当時ちょうど父親から読むように薦められていたため読んだ本。決断方法について、ディベート方法を駆使しながら指南する内容。これを実践すれば、裸の利益衡量的な行き当たりばったりの選択は避けられるかなとは思う。人生の岐路における選択が、結局のところ直感や感情によって選ぶこととなること自体は否定されていない。ただ、その前段階における、順序だてて物事を考える上での指針となる内容であったから、後々振り返った時に決断に後悔することはなくなりそうだし、自分の選択に責任と自信を持つ根拠となりえそう。

  • 決断がどうこうではなく、良くできたディベートの解説本という印象。

    前作をすっ飛ばして読んでいるので、次はそちらを読もう。

  • 「考える」という行為について、ディベートを軸に体系的に教えてくれる素晴らしい一冊。

    思考を組み立てることができない人に道筋を示してくれる。

  • 1年に1回この本を開いてみたいと思う。
    感情や直感で取るべき選択肢を決めつけてしまうことがよくあるので、論理的に考える習慣をつけたいと思う。

  • また一つ、学生のうちに読みたかったな、と思う本。
    大学での講義をまとめているのでなおさら。

    ディベートの基礎を身につけ、決断する際は自分の頭の中でディベートを繰り広げるとよい。
    ディベートはただ言い合うものではなく、きちんとルールを持っているもの。

    その場で目の前にあるものだけで判断してしまいがちなので、この方法を身につけてより深く考え、広い視野を持ちたい。

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著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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