武器としての交渉思考 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 393
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385153

感想・レビュー・書評

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  • 交渉は、自分の立場ではなく、相手の「利害」に焦点を当てろ!

  • 日頃の生活・仕事の中で自然とやっていることも多いが、「交渉」の考え方・準備・テクニックなどが体系的に紹介されており読みやすい。

  • 話題の本なのでチェック。前作の武器としての決断思考のより実践的な内容。NPOだろうと「お金を集める能力は必要」などはごもっとも。全編を通して知っておくというのは重要かな。

    「SNSのようにごく狭い関心領域でつながった友人のなかにいると、どんどん自分の世界が「タコツボ化」(異文化との接触が断たれた状況になること。似た言葉に「ガラパゴス化」がある)していく」

    この辺は注意しないとね。

  • 自分に足りないよなと思って読み始めたけど、タメになるなとか、交渉の大事さもわかってきたけど、でも、無理だ。
    こういうの苦手だ。
    なので、交渉とかが得意な人と組むのがいいんだなとか思っちゃうダメな大人です。

  • 決断志向の方はイマイチで途中で読むのをやめたが、交渉を扱ったこちらは、知っていることも含めてかなり実践的に整理できる。どんな仕事にも役立つから、会社に入ってすぐの若手とかが読むとすごくためになりそう。最後の方は、瀧本さんらしくて前向きに頑張ろうと背中を押すような言葉が多くよかった。最後の方の、オトバンクの成功話と秘密結社を作ろうという提案あたりが示唆に富む。群雄割拠型でリーダーシップを発揮という提案も、その一員でありたいと思わされるものだった。

  • 交渉がタイトルになっているが、説得力があると思う。
    学生もしくは新入社員向けだが、体系的で具体例に富み、身近な交渉に関するビジネスマンにも、良書。
    無意識に行っている交渉や説得を営業マンだけでなく、家庭生活でも、分かりやすく説明してくれる。

  • 今はまっている「交渉学」についてうまくまとまっている本ですよ!

  • まぁ予想どうりって感じ!

  • 再読。
    交渉術のノウハウ本としては、よくあるハーバード式を下敷きにしており、そこまで新たな発見は得られない。バトナ、ゾーパ、など重要かつ基本的なな概念に集中しての解説は、応用が効きそうで整理して理解しやすいものではある。
    重要なのはむしろ、交渉の意義について語った前半部分だと思う。革命を起こすには金が必要で、そのために交渉をしなければならないという著者の主張を、もっともよく実践しているのは、自分の思想的立場と逆の立場の市民運動の人たちだろう。他方、自分が与する陣営にいる多くの人々は、著者の言を全く理解できないだろう。
    リベラルの退潮ということをここ数ヶ月考えていて、タイミングよく本書に再会できた。

    その後再再読。
    旅立たれてしまったなー瀧本せんせ。
    一度だけツイッターで絡ませていただきました。
    革命や社会改善の夢が頓挫した現代、個人の力をアップさせて群雄割拠の時代を作ろうとした先生の志に時代が追いついた感じ。

  • ビジネスで必ず必要なスキルなはずなのにちゃんと学ぶ機会がなかった交渉の技術。本書を読むことで体系的に理解することができた。
    主に学生向けに書かれている感があるが、いままで交渉が必要と感じていない方でも読んでおいて損はない。

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著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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