- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389045
感想・レビュー・書評
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『何事も最初の発想が大切です。たとえ満足行く結果が出なくても、挑戦する行為にこそ意義があるのです』
そう笑って、偉大なる悪魔は龍之介を激励してくれた。それまで誰にも理解されない芸術を孤独に志してきた青年にとって、あの言葉はどれほど励みになったことか。
(P.204)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーチャー、しぶい。
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ついにサーヴァント戦の幕開け。初戦はセイバー対ランサーによる戦いから始まります。お互いの能力を駆使したバトルが熱く繰り広げられ、同時に、聖杯戦争における戦いの各サーヴァントの能力や宝具、能力の使用による真名を暴かれるリスク等、戦いにおける有利不利のルールが分かりやすく解説されています。その後の展開もまさに最初からクライマックスと呼べるような激戦、第一戦とは思えないほどの怒涛の勢いで、決して読者を飽きさせません。
戦いに参加する魔術師達の考え方の違いや、戦闘スタイルが明確化し始めるのも印象的です。特に、主人公の衛宮切嗣と、キャスターのマスター雨竜龍之介は、それぞれ別の意味でエグイです。前者は精神的に、後者は肉体的に、ですかねぇ?
聖杯戦争以外の部分でもキャラが出揃い初めたので、より物語に厚みが増した2巻。盛り上がりは1巻の非じゃないですね。 -
戦闘開始
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一気読み。
ライダーがかっこいいなぁ。
あと、主人公の考え方もわかってしまって、さてこんな自分はどうなんだろうか、と。
ちと身につまされる思いもあったりして。
とりあえず、登場人物が出揃って、いよいよこれからという所か。